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【ワークフローアプリ】情報取得(Retrieve)ノードとは

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情報取得(Retrieve)ノードとは、ワークフローアプリにおいて、ユーザーの質問や入力に基づいて特定のデータベースから関連情報を検索するためのツールです。このノードを使用することで、大量の情報の中から必要なデータを迅速かつ正確に抽出し、ワークフローに組み込むことができます。

情報取得ノードの基本的な使い方

情報取得ノードの基本的な使用方法は以下の通りです:

1. テキストノードで検索キーを作成します。これにより、ユーザーが検索したい情報を指定できます。

2. 情報取得ノードに情報源ファイルをアップロードします。このファイルは最大35万字まで対応しており、検索対象となるデータベースとして機能します。

3. LLMノードに要約用のプロンプトを入力します。これにより、抽出された情報を適切に要約し、より使いやすい形で出力することができます。

4. ノードを以下の画像のように接続します。この順序で接続することで、ユーザーの入力から最終的な出力までの情報の流れが形成されます。

情報取得ノードは単独でも使用可能ですが、LLMノードと組み合わせることをお勧めします。LLMノードを介さない場合、情報源から関連情報がそのまま抽出され出力されます。一方、LLMノードを通すことで、情報を要約してから出力できるため、より整理された結果が得られます。

推奨するファイルの書き方

情報取得ノードは、提供された情報源ファイルをもとに、より正確で文脈に沿った回答を生成する強力な技術です。しかし、その性能はアップロードされるファイルの「質」と「構造」に大きく左右されます。ここでは、情報取得ノードの能力を最大限に引き出すための、推奨されるファイルの書き方と、検索時のコツについて解説します。

1. ファイル形式:テキストベースのドキュメントを用意する

まず最も重要な点は、情報取得ノードは画像や図形を直接解釈するのが得意ではないということです。そのため、情報源としてアップロードするファイルは、文章が主体となっているテキストベースのドキュメントが最適です。

推奨されるファイル形式:

  • テキストファイル(.txt)
  • Microsoft Word(.docx)
  • テキスト情報が正しく埋め込まれているPDF

スキャンしただけの画像PDFや、図が中心の資料は、情報取得ノードが情報を正確に読み取れない可能性があるため避けるようにしましょう。

2. ファイルの構造化:情報取得ノードが「読みやすい」形式を意識する

情報取得ノードは、人間が文書を読むときと同じように、構造が整理されていると内容を理解しやすくなります。以下のポイントを意識して、明確で論理的な構造を持つファイルを作成してください。

明確な見出しと階層構造:

タイトル、大見出し、中見出し、小見出しといった階層構造を使い、情報ブロックを明確に区切ります。これにより、情報取得ノードはどの情報がどのトピックに属しているかを正確に把握できます。

1段落1トピックの原則:

一つの段落には、一つの主要なアイデアや情報だけを記述するように心がけましょう。情報が整理され、検索時の精度が向上します。

箇条書きや番号付きリストの活用:

手順や特徴、リストなどを記述する際は、箇条書きや番号付きリストを積極的に使いましょう。情報が簡潔に整理され、情報取得ノードが項目を一つひとつ正確に認識しやすくなります。

キーワードを適切に配置する:

各セクションや段落には、その内容を代表するキーワードを自然な形で含めると、検索時にヒットしやすくなります。

3. 検索時のインプット:「良い質問」が精度を左右する

質の高い情報源ファイルを用意することと同じくらい重要なのが、情報取得ノードに「どのような情報が欲しいのか」を具体的に伝えることです。

情報取得ノードは、ユーザーからの質問(プロンプト)を手がかりに、ファイル内から関連情報を探し出します。質問が曖昧だと、情報取得ノードもどの情報を参照すれば良いか迷ってしまい、期待通りの回答が得られないことがあります。

悪い例: 「料金について教えて」
→これでは、どのプランの、何の料金なのかが不明確です。

良い例: 「法人向け『エンタープライズプラン』について、ユーザー数が50人の場合の月額料金と、利用可能な外部連携ツールの一覧を教えてください。」

→詳細な情報を含めることで、情報取得ノードはファイル内から「エンタープライズプラン」「料金」「外部連携」といったキーワードに合致する箇所を正確に見つけ出し、的確な回答を生成できます。