ChatGPTの面白い使い方20選|面白い使い方から仕事で使える事例まで解説

「ChatGPTって結局何に使えるの?」

「仕事で試してみたけど、いまいちうまく活用できていない気がする…」

そんな悩みを持っている方も多いのではないでしょうか。

ChatGPTは使い方次第で、遊びにも仕事にも「面白いほど」役立つツールです。大喜利やロールプレイのような純粋に楽しめる使い方から、議事録の自動作成・営業リストの生成・コードの自動修正まで、その用途は驚くほど幅広い。

この記事では、すぐに試せる個人向けの面白い使い方5選と、実際の企業インタビューをもとにした仕事で使える活用例15選を紹介します。「自分にも使えそう」と思えるものを、ぜひそのまま試してみてください。

ChatGPTとは?

ChatGPTは、OpenAIが開発した対話型AIです。テキストで話しかけるだけで、文章の作成・要約・翻訳・アイデア出し・コード生成など、幅広いタスクに対応します。

無料版でも十分な機能が使えますが、より高精度なモデルを使いたい場合は有料プランへのアップグレードも可能です。

ChatGPTの面白い使い方5選

まずは、「こんな使い方があったのか」という驚きとともに楽しめる5つの使い方を紹介します。

1. 大喜利・なぞなぞ・しりとり

ChatGPTはユーモアのある返しが得意です。大喜利のお題を投げると、思わず笑ってしまうような回答が返ってくることも。

プロンプト例:

「大喜利をしよう。お題:『絶対に選ばれないヒーロー名』を5つ考えて」

しりとりや早口言葉を考えさせたり、「絶対に論破されない言い訳を考えて」など、制約をつけるほど面白い回答が出やすくなります。

2. キャラクターなりきり・ロールプレイ

「あなたは江戸時代の商人です」「あなたは宇宙人です」のように役割を与えると、その設定のまま会話を続けてくれます。歴史的人物や架空のキャラクターを相手に対話するという独特な体験が楽しめます。

プロンプト例:

「あなたは戦国時代の武将・織田信長です。現代のスマートフォンを見た感想を教えてください」

3. 未来予想・架空の世界観づくり

「100年後の東京はどうなっている?」「もし恐竜が絶滅していなかったら文明はどう発展した?」など、答えのない問いに対して、論理的かつ想像力豊かに回答してくれます。SF小説の設定づくりや、子どもとの会話のネタとしても使えます。

プロンプト例:

「人類が火星に移住して200年経った社会の日常を、具体的に描写してください」

4. 画像生成ガチャ・ジブリ風変換

ChatGPTに統合された画像生成機能(DALL-E)を使うと、テキストだけで画像を生成できます。「ランダムな要素を自分で決めて画像を生成して」と指示すると、毎回異なる予測不能な画像が出力される「画像生成ガチャ」として楽しめます。

プロンプト例:

「ランダムな動物、場所、時代を組み合わせて、ユニークなキャラクターのイラストを生成してください」

5. 自分の思考・性格診断

自分の悩みや考え方を話し続けると、「あなたの思考パターンを分析してください」と依頼したときに、意外なほど的確な分析が返ってくることがあります。自己理解のツールとしても面白い使い方です。

プロンプト例:

「これまでの会話を踏まえて、私の思考の癖や強みを3つ分析してください」

ChatGPTの面白いほど仕事が捗る使い方15選

ここからが本記事の核心です。「仕事でも面白いほど使える」ChatGPTの活用例を、Taskhubが独自に保有する企業の活用事例を踏まえてご紹介します。

1. セールストーク・提案文の自動生成

商品の魅力を伝える文章を、一から人間が書く必要はありません。商品情報と訴求ポイントを入力するだけで、複数パターンの提案文やセールストークを瞬時に生成できます。

実際にこの使い方を事業の根幹に据えているのが、実演販売業界で唯一の上場企業、株式会社コパ・コーポレーションです。

「売れるトークのロジックを8万字のプロンプトに凝縮し、商品開発の起点となる実演口上を自動生成しています。AIで生成したトークを元に商品を開発するという、私たちならではのプロセスが確立できました」(株式会社コパ・コーポレーション 代表取締役社長 吉村さん)

2. 広告コピーの複数パターン生成+ABテスト

「どのコピーが刺さるかわからない」という悩みに対して、ChatGPTは複数パターンを一気に生成できます。人間がディレクターとして方向性を決め、コピーライティングはAIに任せるという役割分担が、実際の現場で機能しています。

弁護士法人大地総合法律事務所では、少人数でのマーケティング業務にこの方法を取り入れています。

「AIにコピーライターの役割を担わせ、人間はディレクターに徹することで、ABテストを高速で回せるようになりました。これまで後回しになりがちだった施策が、どんどん実行できるようになっています」
(弁護士法人大地総合法律事務所 代表 佐久間さん)

3. 議事録の自動作成

会議の音声を文字起こしツールでテキスト化し、そのデータをChatGPTに渡すだけで、決定事項・担当者・期限を整理した議事録が自動で完成します。「文字起こし→清書→共有」という一連の作業が劇的に短縮されます。

静岡県庁では、この使い方が全庁で最も活用頻度が高い機能になっています。

「議事録作成が最も利用頻度の高いユースケースになりました。従来、若手職員が文字起こしから始めて議事録を整えるまで膨大な時間を費やしていましたが、一気通貫で処理できるようになり、現場から『非常に効果が出ている』という声が上がっています」(静岡県庁 デジタル戦略課 主任 木下さん)

4. 資料作成・情報収集のたたき台

「何から書けばいいかわからない」という状態でも、ChatGPTに目的とターゲットを伝えれば、資料の構成案や初稿を瞬時に出してくれます。ゼロから考える時間を大幅に削減できます。

LINEヤフーでは、この活用が全社に浸透した結果、驚異的な数字が生まれました。

「資料作成・情報収集での活用をきっかけに、全社的な活用率がほぼ100%に達しました。成功体験を積んだ社員が、専門業務への応用へと広がっていったんです」(LINEヤフー株式会社 香川さん)

5. 非エンジニアによるプロダクト・ツール開発

「コードが書けない」は、もはや言い訳にならない時代です。ChatGPTにやりたいことを日本語で説明するだけで、動作するコードを生成してくれます。非エンジニアでも、業務用ツールやプロダクトを自分で作れるようになります。

スマートニュースでは「生成AI塾」を社内に設立し、この非エンジニアのプロトタイプ開発を組織全体で推進しています。

「塾生の非エンジニア社員が、AIを活用して自力でプロダクト開発を実現しました。これは単なる業務効率化ではなく、組織そのものを変える変革でした」(スマートニュース株式会社 山本さん)

6. 社内ナレッジ継承・マニュアル化

「あの人しか知らない情報」を組織の資産にする。ベテラン社員の資料や会議の録音をAIに学習させることで、若手がいつでも質問できる「社内専門家AI」を構築できます。

キヤノンマーケティングジャパンでは、この活用が高く評価されています。

「ベテラン社員の資料やTeams会議の文字起こしデータをAIエージェントに学習させ、若手社員がいつでも質問できる環境を構築しました。専門知識のナレッジトランスファーが非常に円滑に進んだという成果が報告されています」(キヤノンマーケティングジャパン株式会社 今泉さん)

7. 思考の壁打ち・0→1のアイデア出し

新しいことを始める時の「最初の一歩」こそ、最もエネルギーを使う場面です。ChatGPTはその初動を一気に引き受けてくれます。アイデアの発散から整理、批判的レビューまで、思考のパートナーとして機能します。

文書作成のプロ集団、株式会社ヒューマンサイエンスでも、この使い方が標準化されています。

「ブログ原稿をはじめ、文章作成の何らかの工程でAIを使うワークフローが完全に確立されています。間接業務の工数を全体で25%以上削減できました」(株式会社ヒューマンサイエンス 木村さん)

8. Webサイト保守・更新の自動化

「ちょっとした修正のためにエンジニアに依頼する」という非効率を、ChatGPTは解消します。Slackなどのチャットツールと連携させることで、非エンジニアの担当者が日本語で指示するだけでWebサイトの更新が完了します。

株式会社Galirageでは、この仕組みを社内に構築し、具体的なコスト削減を実現しています。

「広報担当者がSlack上でAIに『ここの文章をこう修正して』と指示すると、AIが修正案を返し、確認後に本番反映します。エンジニアのコストが完全に浮き、年間約60万円のコスト削減につながりました」
(株式会社Galirage 代表取締役 森重さん)

9. 営業リスト作成・顧客仮説立案

「この顧客は何に困っているか」という仮説をAIに立てさせ、提案の精度を高める。ChatGPTは公開情報から顧客の状況を整理し、営業担当者の思考を補完します。

ククレブ・アドバイザーズでは、自社開発のAIツールをそのまま自社の営業にも活用しています。

「営業アタックリストを効率的に作成したり、個別顧客について調べて『このお客様はこういうことにお悩みではないか』という仮説をAIで立て、提案の精度を高めています」(ククレブ・アドバイザーズ株式会社 代表取締役 宮寺さん)

10. 従業員エンゲージメントの分析・改善提案

社員の本音を引き出し、組織課題を可視化する。AI面談が収集したデータをChatGPTが分析し、店舗・部署ごとの課題を自動でフィードバックする仕組みが、実際の現場で動いています。

「従業員のハピネススコアをAIが自動分析し、店舗ごとの課題と具体的な改善策を店長にフィードバックしています。経営全体の改善だけでなく、店舗単位でのきめ細やかな改善活動につながっています」
(アルサーガパートナーズ株式会社 亀山さん)

11. LP・バナーのデザイン修正の内製化

「デザイナーに頼むほどでもない修正」を、AIの力で自部署が完結させる。専門家への依頼フローを省くことで、施策のスピードが格段に上がります。

BLITZ Marketingでは、この内製化が定量的な成果につながっています。

「ファーストビューの入れ替えなど細かなデザイン修正を、AIの力を借りることで事業部担当者が完結できるようになりました。従来1〜2時間かかっていた作業が5分程度で完了するようになった事例もあります」
(株式会社BLITZ Marketing Webブランディング事業部 棚橋さん)

12. 大規模アンケートの定性データ分析

数千件の自由回答を手動で分析するのは現実的ではありません。ChatGPTを使えば、大量の定性データをポジティブ・ネガティブに分類し、傾向を抽出することが自動化できます。

カオナビでは、この機能をプロダクトに組み込み、顧客向けに提供しています。

「アンケートで集めた数千人分の定性的な回答を分析する機能では、生成AIによるポジティブ・ネガティブ分析などを可能にしました。人材データベースの情報を要約する機能や、目標設定や評価文のたたき台を作成するアシスト機能なども実装しています」(株式会社カオナビ AI推進室長 藤田さん)

13. 教育・研修コンテンツの作成と学習支援

教材の作成、小テストの自動生成、生徒・学生への個別フィードバック。教育現場でのChatGPT活用は、業務効率化と教育の質向上を同時に実現しています。

近畿大学では、導入の効果が数字に明確に表れています。

「ChatGPT Educationを全キャンパス・15学部に導入しました。教職員は年間250時間(週4.9時間)の業務時間削減を実現し、学生はハッカソンでAIを活用してサービス開発まで到達しています」
(近畿大学 デジタル戦略室 松本さん)

14. レガシーシステムのDX・コード開発支援

「古いシステムの刷新にコストがかかりすぎる」という課題に、ChatGPTを活用したコード生成・変換が新たな解を提供しています。エンジニアの生産性向上だけでなく、これまで手が届かなかったDXが現実になりつつあります。

株式会社クレスコでは、これを新たなビジネスの柱に据えています。

「コスト面から刷新が難しかったレガシーシステムを、生成AIを活用して低コストでDX化するサービスが、今後の大きな柱になると考えています」(株式会社クレスコ 生成AIビジネス変革研究室 担当役員 村田さん)

15. 会社の理念・ナレッジを学習させたカスタムAIの構築

汎用のChatGPTをそのまま使うだけでなく、自社の理念・マニュアル・過去の事例を学習させた「自社専用AI」を構築するという活用が広がっています。「うちの会社らしい答え」が返ってくるAIは、社員教育や営業支援に大きな力を発揮します。

株式会社THAは、このコンセプトを「AI社長」というサービスとして提供しています。

「経営理念と社内ナレッジの両方を学習させることで、その会社の方向性に沿った質の高いアウトプットを生み出せます。例えば『お客様に値引き交渉をされているのですが、どうしたらいいですか?』という質問に対して、『うちの会社ではこういうことを大切にしているから、こういうアプローチがいいんじゃないか』といった、その会社らしい回答が返ってきます」
(株式会社THA 代表取締役 西山さん)

ChatGPTを使いこなすためのプロンプト3つのコツ

使い方は分かったが、「思ったような回答が返ってこない」という場合は、プロンプトの工夫が鍵です。

コツ①:役割(ペルソナ)を与える

指示の冒頭で「あなたは優秀なマーケターです」「あなたは経験豊富な編集者です」と役割を定義します。これだけで、回答の専門性と質が大きく変わります。

例:「あなたは外資系戦略コンサルのシニアコンサルタントです。以下の事業企画書のリスクと対策を3つ指摘してください」

コツ②:出力の形式・条件を具体的に指定する

「箇条書きで」「800字以内で」「中学生にも伝わるように」など、フォーマットを指定するだけで、手直しの手間が大幅に減ります。

例:「以下の文章を、重要なキーワードを3つ挙げながら800字以内で要約してください。出力は箇条書きで」

コツ③:対話を重ねて思考を深める

一度の指示で完璧な答えを求めず、「そのアイデアのデメリットは?」「他の選択肢は?」と問い続けることで、一人では辿り着けなかった洞察が生まれます。ChatGPTは「答えを出す機械」ではなく「思考を壁打ちする相手」として使うのが最も効果的です。

プロンプトのさらに詳しいテクニックはこちらでまとめています。

現場で本当に使える!生成AI実践プロンプト100

ChatGPTを安全に活用するための3つの注意点

注意点①:個人情報・機密情報は入力しない

入力したデータが学習に使われる可能性があります。氏名・住所・顧客情報・未公開の社内情報などは絶対に入力しないようにしましょう。企業利用時はセキュリティポリシーの確認が必須です。

注意点②:生成された情報は必ずファクトチェックする

ChatGPTは事実と異なる情報をもっともらしく生成することがあります(ハルシネーション)。数値データや専門情報は、公的な情報源で必ず裏付けを取る習慣をつけましょう。

注意点③:著作権に注意する

生成コンテンツが既存の著作物と酷似する可能性があります。商用利用の際は、コピーコンテンツチェックツールで確認するなど、慎重に扱うことが重要です。

まとめ

ChatGPTの面白い使い方は、個人の楽しみ方から企業の業務改革まで、その幅は驚くほど広いです。

「まず1つ試してみる」ことが、ChatGPT活用の最初の一歩です。気になった使い方から、今日さっそく試してみてください。自社への導入を検討している方は まず業務活用15選から読んでみてください。

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