「NovelAIで理想のイラストを作りたいけど、呪文(プロンプト)が難しくて思い通りの絵にならない」
「他の人のような高画質なイラストを生成するには、どんな設定が必要なの?」
このように、NovelAIの操作やプロンプトの記述で悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
本記事では、初心者でもすぐに実践できるプロンプトの基本ルールから、コピペで使えるカテゴリ別のタグ一覧、さらにクオリティを劇的に向上させるパラメータ設定までを網羅的に解説しました。
実際に多くのユーザーが活用している鉄板のテクニックのみを厳選してご紹介します。
あなたの創作活動の役に立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
ノベルAIにおけるプロンプト(呪文)の基本ルールと書き方
NovelAIで思い通りのイラストを生成するためには、AIに指示を伝えるための言語である「プロンプト」の基礎を理解することが不可欠です。
適当に単語を並べるだけではなく、AIが理解しやすい文法や順序が存在します。
ここからは、プロンプトを作成する上で絶対に押さえておきたい3つの基本ルールについて解説します。
これらを意識するだけで、生成される画像の精度は格段に上がります。
基本は英語入力!単語をカンマで区切るだけのシンプルな構造
NovelAIへの指示は、基本的にすべて英語で行います。日本語で入力してもAIが正確に意図を汲み取れないことが多いため、英単語での入力が必須となります。
文章で長く説明する必要はなく、要素を表す単語(タグ)をカンマ「,」で区切って並べていくのが基本的なスタイルです。
例えば、制服を着て笑っている少女を描きたい場合は、「girl, school uniform, smile」といったように記述します。
この際、単語と単語の間には半角スペースを入れることで、より見やすくなりますが、AIの認識には必須ではありません。
最初は難しく感じるかもしれませんが、基本的には名詞や形容詞を羅列していくだけのシンプルな構造です。
「誰が」「何を着て」「どこで」「何をしているか」という要素を分解し、それぞれの英単語をカンマで繋いでいく作業だと考えれば、プロンプト作りは決して難しいものではありません。
まずは短い単語の組み合わせから始めて、徐々に要素を足していく練習をしてみましょう。
AIイラスト生成の基礎となる、AIへの指示(プロンプト)の基本的な作成方法や日本語のテンプレートはこちらの記事で紹介しています。 合わせてご覧ください。
特定の要素を強調({})または弱調([])するカッコの使い方
プロンプトを入力していると、「髪の色をもっと強く反映させたい」あるいは「背景の要素を少し控えめにしたい」といった調整が必要になる場面が出てきます。
そんな時に役立つのが、波括弧「{}」と角括弧「[]」を使用した強弱の調整機能です。
波括弧「{}」で単語を囲むと、その要素のAIへの影響力を強めることができます。
例えば「{red eyes}」と記述すれば、通常の「red eyes」よりも赤い目の要素が優先的に描画されます。
括弧を重ねて「{{red eyes}}」とすることで、さらに強調度合いを高めることも可能です。
逆に、角括弧「[]」で囲むと、その要素の影響力を弱めることができます。
描き込みすぎてごちゃごちゃしてしまった要素を整理したい場合や、ほんの少しだけニュアンスを含ませたい場合に有効です。
この強弱のコントロールを使いこなすことで、AIが生成する画像のバランスを微調整し、より理想に近い仕上がりを目指すことができます。
AIに優先させる要素は「先頭」に書くのが鉄則
NovelAIを含む多くの画像生成AIにおいて、プロンプトの順番は非常に重要です。
原則として、プロンプトの先頭(左側)にある単語ほどAIは重要視し、後ろ(右側)に行くほど影響力が薄れていく傾向があります。
そのため、イラストの中で絶対に外せない要素、例えばメインキャラクターの特徴などは、必ずプロンプトの最初に記述するようにしましょう。
一般的には、「キャラクターの種類(1girlなど)」「髪型・髪色」「目の色」「服装」といったキャラクターの核となる情報を先に書き、その後に「ポーズ」「背景」「画風」「光の演出」などを記述する順番が推奨されています。
もし、指定したはずの服装や背景がうまく反映されない場合は、その単語をプロンプトの前の方に移動させてみてください。
記述する順番を変えるだけで、生成される画像の印象がガラリと変わることも珍しくありません。
優先順位を意識したプロンプト構成を心がけることが、安定した出力を得るための近道です。
まずはこれを入れるだけ!高画質・高品質にする必須設定
自分の描きたい要素をプロンプトに入力するだけでは、なかなかプロのような美麗なイラストにはなりません。
AIに対して「高画質で描いてほしい」「細部まで書き込んでほしい」という指示を明確に与える必要があります。
ここでは、あらゆるプロンプトに共通して使える、クオリティアップのための必須設定とタグを紹介します。
これらを入れるだけで、画像の完成度が大きく変わります。
公式推奨の「Quality Tags」を有効にしてクオリティを底上げする
NovelAIには、難しい呪文を覚えなくても手軽に画質を向上させる機能が備わっています。
それが設定画面にある「Add Quality Tags(クオリティタグを追加)」というオプションです。
この機能をオンにすると、プロンプトの入力欄には表示されませんが、内部的に「masterpiece」や「best quality」といった高品質を指定するタグが自動的に付与されます。
これにより、特に指示をしなくても一定水準以上のクオリティが担保されるようになります。
初心者のうちは、まずこの設定がオンになっているかを確認しましょう。
もし、あえてラフな絵を描きたい場合や、独特な画風を追求するために品質タグが邪魔になる場合を除き、基本的には常時オンにしておくことをおすすめします。
これだけで、ぼやけた画像や書き込み不足の画像が生成される頻度を大幅に減らすことができます。
こちらはQuality Tagsの仕組みや効果について詳しく解説した公式ドキュメントです。合わせてご覧ください。 https://docs.novelai.net/en/image/qualitytags/
描き込み量を増やす「masterpiece」などの品質向上プロンプト
自動付与されるクオリティタグに加えて、自分でも明示的に品質向上プロンプトを入力することで、さらに繊細で美しいイラストを目指すことができます。
特に書き込み量を増やし、密度のある絵にしたい場合には効果的です。
よく使われる鉄板のタグには以下のようなものがあります。
- masterpiece(傑作)
- best quality(最高品質)
- highres(高解像度)
- extremely detailed(極めて詳細な)
- beautiful detailed eyes(美しく詳細な瞳)
これらの単語をプロンプトの先頭付近に追加することで、AIは「これは気合を入れて描くべき絵だ」と認識し、線画の美しさや塗りの細やかさが向上します。
特に、瞳や髪の毛の質感にこだわりたい場合は、部位ごとに「detailed hair」のような修飾語をつけるのも有効です。
まずはこれらのタグを定型文として保存し、毎回呼び出せるようにしておくと便利です。
作画崩れを防ぐ「ネガティブプロンプト」の鉄板テンプレート
ポジティブプロンプト(描きたい要素)と同じくらい重要なのが、ネガティブプロンプト(描いてほしくない要素)の指定です。
これを設定することで、指の本数間違いや手足の崩れ、低画質な描写などを未然に防ぐことができます。
NovelAIの入力欄には「Undesired Content(除外したい要素)」という項目があります。
ここに以下のようなタグを入力しておくのが一般的です。
- low quality, worst quality(低品質)
- bad anatomy(崩れた解剖学)
- bad hands, missing fingers(崩れた手、指の欠損)
- mutation, deformed(奇形、変形)
これらを入力することで、AIは生成過程でこれらの要素を避けるようになります。
特に手足の描写はAIが苦手とする部分ですが、ネガティブプロンプトをしっかり設定することで、成功率を高めることが可能です。
多くのユーザーが共有している「汎用ネガティブプロンプト」のセットをコピーして使用するのも、効率的な方法の一つです。
こちらは除外したい要素の設定やプリセットについて解説した公式ガイドです。合わせてご覧ください。 https://docs.novelai.net/en/image/undesiredcontent/
【カテゴリ別】コピペで使えるポジティブプロンプト(タグ)一覧
ここからは、実際にイラスト生成ですぐに使えるプロンプトをカテゴリ別に紹介します。
これらをコピー&ペーストして、必要に応じて組み合わせることで、多様なキャラクターやシチュエーションを作り出すことができます。
英語のスペルを覚えるのが大変な場合は、この一覧を辞書代わりに活用してください。
【キャラクター】髪型・目の色・表情を指定するタグ
キャラクターの個性を決定づける基本的なタグです。
髪型や色は非常に多くの種類がありますが、代表的なものを押さえておきましょう。
- 髪型
long hair(ロングヘア)、short hair(ショートヘア)、twintails(ツインテール)、ponytail(ポニーテール)、bob cut(ボブカット)、braid(三つ編み) - 髪色
blonde hair(金髪)、black hair(黒髪)、silver hair(銀髪)、pink hair(ピンク髪)、gradient hair(グラデーションの髪) - 目の色
blue eyes(青い目)、red eyes(赤い目)、heterochromia(オッドアイ) - 表情
smile(笑顔)、blush(赤面)、angry(怒り顔)、crying(泣き顔)、closed eyes(目を閉じる)、looking at viewer(こちらを見ている)
これらの要素を組み合わせるだけで、「金髪ツインテールの青い目の少女が笑っている」といった具体的なキャラクターデザインが可能になります。
【服装】制服・私服・ファンタジー衣装などの指定タグ
服装はイラストの世界観を大きく左右する要素です。
現代風からファンタジーまで、描きたいテーマに合わせて使い分けましょう。
- 学校・制服
school uniform(制服)、serafuku(セーラー服)、blazer(ブレザー)、pleated skirt(プリーツスカート)、gym uniform(体操服) - 私服・カジュアル
t-shirt(Tシャツ)、hoodie(パーカー)、jeans(ジーンズ)、dress(ワンピース)、sweater(セーター)、off shoulder(オフショルダー) - ファンタジー・特殊衣装
armor(鎧)、robe(ローブ)、witch hat(魔女の帽子)、kimono(着物)、yukata(浴衣)、maid apron(メイド服)
服装を指定する際は、色も合わせて「white dress」のように指定すると、よりイメージに近い仕上がりになります。
【背景】場所・時間帯・光の演出を指定するタグ
キャラクターを引き立てるためには、背景の指定も重要です。
背景を指定しないと、単純な白背景や謎の空間になってしまうことが多いので、何かしらの場所を指定することをおすすめします。
- 場所
simple background(シンプルな背景)、classroom(教室)、bedroom(寝室)、city(都会)、forest(森)、beach(海辺)、sky(空) - 時間帯
day(昼)、sunset(夕方)、night(夜)、cloudy sky(曇り空) - 光の演出
cinematic lighting(映画のような照明)、sunlight(日光)、backlighting(逆光)、lens flare(レンズフレア)
光の演出を加えることで、イラストにドラマチックな雰囲気が生まれ、一気にプロっぽい仕上がりになります。
【構図】全身・バストアップ・アングルの指定タグ
カメラアングルやキャラクターの映る範囲を指定することで、構図に変化をつけることができます。
いつも同じような棒立ちの絵になってしまう方は、これらのタグを積極的に使ってみてください。
- 描画範囲
portrait(顔アップ)、upper body(上半身)、cowboy shot(膝から上)、full body(全身) - アングル
from below(下から見上げる・アオリ)、from above(上から見下ろす・フカン)、side view(横顔)、back view(後ろ姿) - ポーズ
sitting(座る)、standing(立つ)、kneeling(ひざまずく)、running(走る)、peace sign(ピースサイン)
特に「full body」は全身のデザインを確認したい時に便利ですが、顔が小さくなり書き込みが甘くなることがあるため、高解像度設定と併用するのがコツです。
【画風】アニメ塗り・厚塗り・水彩風などのスタイル指定タグ
NovelAIは様々な画風のイラストを生成できます。
好みのタッチを指定することで、作品の雰囲気をコントロールしましょう。
- アニメ調
anime style(アニメスタイル)、flat color(アニメ塗り)、cel shading(セルルック) - 絵画調
oil painting(油絵)、watercolor(水彩画)、thick painting(厚塗り)、sketch(スケッチ)、pencil drawing(鉛筆画) - その他
retro art style(レトロスタイル)、pixel art(ドット絵)、realistic(リアルな)
何も指定しないと一般的なアニメ塗りになる傾向がありますが、「thick painting」などを混ぜることで、重厚感のあるリッチな塗りに変化させることができます。
こちらは特定の画風を再現するためのタグやテクニックをまとめたチュートリアルです。合わせてご覧ください。 https://docs.novelai.net/en/image/tutorial-artstyles/
思い通りの絵を出すためのパラメータ設定の最適解
プロンプトだけでなく、生成画面の右側にあるパラメータ(設定値)を調整することも重要です。
ここでは、特に仕上がりに直結する主要なパラメータの意味と、おすすめの設定値について解説します。
これらの数値を理解することで、ガチャのような運任せの生成から脱却し、狙って良い絵を出せるようになります。
モデル選びの基準(Anime V4)とそれぞれの得意分野
NovelAIでは、画像生成に使用する学習モデルを選択できます。 常に新しいモデルが開発されており、古いバージョンから最新のものまで選ぶことが可能です。 基本的には、最新のモデル(Anime V4など)を選ぶのがおすすめです。 新しいモデルほどプロンプトの理解力が高く、光の表現や構図の安定性が向上しています。
特に最新世代のモデルは、より少ない言葉でリッチな絵を出せたり、従来苦手だった指先の描写が大幅に改善されていたりします。 作りたい絵柄がレトロな場合や、過去のモデル特有の塗りが好きな場合を除き、デフォルトでは一番新しい番号のモデルを選択しておけば間違いありません。
こちらはNovelAIの画像生成モデルの詳細な仕様について解説した公式ドキュメントです。合わせてご覧ください。 https://docs.novelai.net/en/image/models/
書き込み量と精細さを決める「Steps(ステップ数)」の調整
Steps(ステップ数)は、AIがノイズ除去を行いながら画像を書き込んでいく回数を表します。
この数値が高いほど、AIは時間をかけて丁寧に絵を仕上げます。
・推奨値:28前後
通常は28程度で十分に綺麗な画像が生成されます。
数値を上げすぎると(例えば50など)、生成に時間がかかるだけでなく、線が濃くなりすぎたり、書き込み過多で絵が硬くなったりすることがあります。
逆に数値を下げすぎると、ぼやけた未完成のような絵になります。
まずは28で試し、もう少し書き込みを増やしたい場合に少しずつ数値を上げていくのが良いでしょう。
プロンプトの忠実度を左右する「Guidance Scale」の設定
Guidance Scale(ガイダンススケール)は、入力したプロンプトにどれだけ忠実に従わせるかを決める数値です。
・推奨値:5 〜 10
この数値が高いほど、プロンプトの内容を厳格に守ろうとします。
しかし、高くしすぎると(15以上など)、絵の破綻が起きやすくなったり、色彩がギトギトになったりする弊害があります。
逆に数値を低くすると、AIの創造性が優先され、プロンプトにはない要素が勝手に足されたり、柔らかなタッチになったりします。
思い通りの要素が出ないときは少し上げ、絵が破綻するときは少し下げる、という調整を行うのが基本です。
気に入った構図を固定して再生成する「Seed(シード値)」の活用
画像生成AIは、通常ランダムなノイズから絵を作り始めるため、同じプロンプトでも毎回違う絵が完成します。
このランダム性を決めているのが「Seed(シード)」という数値です。
もし、「この構図とキャラの配置は完璧だけど、表情だけ変えたい」という奇跡の1枚が出た場合、その画像のSeed値を固定することで、同じベースから微修正を行うことができます。
生成された画像の情報を確認し、Seed値をコピーして設定欄に入力すれば、構図を固定したまま「smile」を「angry」に変えるといった調整が可能になります。
お気に入りの絵を完成形に近づけるための必須テクニックです。
さらにクオリティを上げるプロンプト応用テクニック
基本操作に慣れてきたら、さらに一歩進んだ機能を使ってみましょう。
NovelAIには、ゼロから絵を生み出すだけでなく、既存の絵を修正したり、拡張したりする便利な機能が搭載されています。
これらを使いこなすことで、生成AI特有の「あと少しここが直れば完璧なのに」というもどかしさを解消できます。
理想の画風や構図を反映する「Vibe Transfer」と「i2i」の活用
既存の画像を参考にする機能として、主に「Vibe Transfer」と「Image to Image(i2i)」の2つがあります。 「Vibe Transfer」は、参考画像の絵柄や雰囲気(Vibe)だけを抽出して反映させる最新機能です。 好みの絵柄の画像を読み込ませるだけで、プロンプトでは表現しきれないタッチを再現できます。
一方「i2i」は、ラフ画の構図を元に清書させたい場合に有効です。 i2iを使う際は「Strength(強度)」の設定が重要で、通常は0.5〜0.7あたりで調整し、元絵の面影を残しつつAIのアレンジを加えるのがコツです。 これらを使い分けることで、より理想に近いイラスト生成が可能になります。
こちらはImage2ImageやVibe Transferなどのコントロールツールについて解説した公式ガイドです。合わせてご覧ください。 https://docs.novelai.net/en/image/controltools/
手や指など一部分だけを修正する「Inpaint」の使い方
生成されたイラストの中で、「顔は最高だけど、手が変な方向を向いている」というケースは頻繁に起こります。
そんな時に画像全体を再生成してしまうのはもったいないです。
「Inpaint(インペイント)」機能を使えば、画像の修正したい部分だけをマスク(塗りつぶし)して、その部分だけを書き直させることができます。
修正したい箇所を塗りつぶし、プロンプトに関連するタグ(例:beautiful hands)を残して生成ボタンを押すだけです。
これを繰り返すことで、ガチャを引き直すことなく、細部まで完璧なイラストに仕上げていくことができます。
こちらはInpaint機能を使った画像の修正方法について解説した公式ガイドです。合わせてご覧ください。 https://docs.novelai.net/en/image/inpaint/
プロンプトが効かない・反映されない時の対処法
入力したはずのタグが無視される場合は、以下の対処法を試してみてください。
- {}を使って強調する前述した通り、波括弧で囲むことでAIへの指示を強めます。
- プロンプトの先頭に移動する後ろにあるタグは無視されやすいため、一番前に持ってきます。
- 矛盾するタグを消す例えば「long hair」と「short hair」が同時に入っているなど、矛盾する指示があるとAIは混乱します。
- 似た意味の単語を重ねる「blue eyes」だけでなく「aqua eyes」なども追加して、青のイメージを補強します。
これらを組み合わせることで、頑固なAIにも意図を伝えやすくなります。
NovelAIのプロンプトに関するよくある質問
最後に、NovelAIのプロンプト作成において、初心者の方が疑問に持ちやすいポイントをQ&A形式でまとめました。
トラブルを未然に防ぎ、安心して創作を楽しむための参考にしてください。
日本語でプロンプトを入力する方法はありますか?
NovelAIの公式インターフェースは日本語入力に対応しておらず、日本語でプロンプトを入力しても、AIはそれを単なる記号の羅列としてしか認識しません。 正確な意図を伝えるためには、必ず英語で入力する必要があります。 英語が苦手な方は、DeepLなどの翻訳ツールや、ChatGPTのようなAIチャットを活用しましょう。
特に最新のChatGPT(GPT-5.2等)であれば、「NovelAI用の英語プロンプトを作って」とお願いするだけで、カンマ区切りの適切な形式や、Vibe Transfer用の参考画像のアドバイスまで得られるため、積極的に活用しましょう。
プロンプト作成の補助として紹介した最新モデル「GPT-5.2」の機能やリリース情報については、こちらの記事で詳しく解説しています。 合わせてご覧ください。
生成された画像の著作権と商用利用のルールはどうなっていますか?
NovelAIの利用規約によると、生成された画像の権利はすべて作成者(ユーザー)に帰属します。
つまり、生成した画像をSNSにアップロードしたり、ゲームの素材として使ったり、商用利用したりすることは基本的に問題ありません。
ただし、既存の著作権のあるキャラクター(特定のアニメキャラなど)を意図的に生成し、それを商用利用する場合は、二次創作としてのガイドラインや法律上の問題が発生する可能性があります。
オリジナルキャラクターとして楽しむ分には自由度が高いですが、権利関係には十分注意を払い、最新の利用規約を必ず確認するようにしてください。
こちらはNovelAIの利用規約全文です。権利関係の詳細はこちらをご確認ください。 https://novelai.net/terms
他の画像生成AI(Stable Diffusionなど)の呪文はそのまま使えますか?
Stable Diffusionなどの他の画像生成AIで使用されているプロンプトの多くは、NovelAIでもそのまま通用します。
特に「1girl」や「masterpiece」といった基本的な単語タグは、AIモデルの学習元が似ていることが多いため、共通して使えるケースがほとんどです。
ただし、強調表現の括弧の使い方(Stable Diffusionは( )を使うことが多いのに対し、NovelAIは{ }を使うなど)や、各モデル特有の効きやすいタグには違いがあります。
完全に同じ絵が出るわけではないので、NovelAI用に微調整する必要があることを覚えておきましょう。
【衝撃】「プロンプト」はただの呪文じゃない?AIで「創造性」が爆上がりする科学的理由
NovelAIを使って理想のイラストを描くには、適切なプロンプトが必要です。「呪文を唱えるだけで絵ができるなんて、創造性がない」と感じていませんか?実は、それは大きな誤解です。最新の研究により、画像生成AIを適切に活用することは、人間の創造性を劇的に拡張させることが明らかになっています。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームが行った実験によると、生成AIをパートナーとして使用した被験者は、そうでないグループと比較して、タスクのパフォーマンスが大幅に向上し、成果物の品質も高評価を得ることがわかりました。特に、自分のイメージを言語化し、AIに的確に指示を出すプロセス(プロンプトエンジニアリング)は、曖昧なアイデアを具体化する高度な思考訓練となります。
単にAIに丸投げするのではなく、パラメータやタグを意図的に使いこなし、試行錯誤を繰り返すことこそが、あなたのクリエイティブな能力を鍛えるのです。AIは「勝手に描いてくれる機械」ではなく、あなたの脳内にあるイメージを具現化するための「最強の筆」と言えるでしょう。この記事で紹介するテクニックを学び、AIを使いこなす側へと進化してください。
引用元:
MIT Sloan School of Managementの研究チームは、生成AIが労働者の生産性と品質に与える影響を調査しました。その結果、AIを使用したグループはタスク完了時間が短縮され、成果物の質も向上することが示されました。(Noy, S., & Zhang, W. “Experimental evidence on the productivity effects of generative artificial intelligence” Science, 2023)
まとめ
個人での創作活動においてNovelAIのような生成AIが革命を起こしているのと同様に、ビジネスの現場でもAI活用は待ったなしの課題です。
しかし、「画像生成のように直感的に操作できない」「業務への導入方法がわからない」と悩む企業担当者の方も多いのではないでしょうか。
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文章作成や要約はもちろん、画像生成やデータ分析など、あらゆる業務を「アプリ」を選ぶ感覚でAI化できます。
セキュリティ面でも、Azure OpenAI Serviceを基盤としているため、機密情報の取り扱いも安心です。
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