「ChatGPTを使ってみたけれど、思ったような回答が返ってこない」
「画像生成AIに指示を出しても、イメージ通りの絵が作れない」
「プロンプトを作るのが難しくて、結局AIを使いこなせていない気がする」
このように悩んでいる方は多いのではないでしょうか？
生成AIの性能を引き出すには、的確な指示出し（プロンプト）が不可欠ですが、それをゼロから考えるのは専門知識が必要で骨の折れる作業です。
本記事では、誰でも簡単に高品質な指示文を作成できる「プロンプト生成サイト」や便利ツールを9選紹介します。
また、テキスト生成用と画像生成用それぞれの選び方や、生成されたプロンプトをさらに効果的に活用するコツについても解説しました。
上場企業をメインに生成AIコンサルティング事業を展開している弊社が、実務でも活用しているツールやノウハウを厳選してご紹介します。
この記事を読めば、プロンプト作成の悩みから解放され、AIの真の力を引き出せるようになるはずです。ぜひ最後までご覧ください。
プロンプト生成サイトとは？利用するメリットと仕組み
ここからは、プロンプト生成サイトの基本的な仕組みと、利用することで得られる具体的なメリットについて解説します。
- AIへの指示出しを自動化・最適化できる
- 専門知識不要で高品質な回答が得られる
- テキスト用と画像用でツールが異なる点に注意が必要
プロンプト生成サイトを適切に活用することで、AIとの対話にかかる時間を大幅に短縮し、業務効率を劇的に向上させることが可能です。
それでは、一つずつ詳しく見ていきましょう。
ChatGPTを業務で最大限に活用するための具体的な事例40選や、導入を成功させる秘訣については、こちらのガイドで徹底解説しています。 合わせてご覧ください。
AIへの指示出し（プロンプト）を自動化・最適化できる
プロンプト生成サイトを利用する最大のメリットは、AIへの指示出し（プロンプト）作成という手間のかかる作業を自動化し、最適な形に調整してくれる点にあります。通常、ChatGPTなどの生成AIから精度の高い回答を引き出すためには、背景情報、制約条件、出力形式などを詳細に記述する必要があります。しかし、これらを毎回手動で入力するのは非常に時間がかかります。
プロンプト生成サイトでは、ユーザーが「何をしてほしいか」という簡単なキーワードや目的を入力するだけで、AIが理解しやすい構造化されたプロンプトを自動で生成してくれます。例えば、「ブログ記事を書きたい」と入力すれば、ターゲット読者や記事のトーン、構成案を含んだ詳細な指示文を一瞬で作成してくれるのです。
また、生成されるプロンプトは、AIモデルが処理しやすい論理的な構成になっているため、試行錯誤の回数を減らすことができます。結果として、プロンプト作成にかかる時間を削減し、本来の業務やクリエイティブな作業に集中する時間を確保できるようになります。これは、AI活用における生産性を最大化するための重要なポイントといえるでしょう。
プロンプトエンジニアリングの知識がなくても高品質な回答が得られる
プロンプト生成サイトを使えば、高度な「プロンプトエンジニアリング」の知識がない初心者の方でも、プロ並みの高品質な回答をAIから引き出すことが可能になります。プロンプトエンジニアリングとは、AIから望ましい出力を得るために指示文を設計・最適化する技術のことですが、これを習得するにはAIの特性やクセを深く理解する必要があります。
しかし、多くのビジネスパーソンにとって、そこまで専門的なスキルを身につける時間は限られています。プロンプト生成サイトは、いわば「熟練のプロンプトエンジニア」が作成したテンプレートやロジックを誰でも使える形にしたツールです。「Few-Shotプロンプティング」や「Chain of Thought（思考の連鎖）」といった高度なテクニックが裏側で適用されていることも多く、ユーザーはそれを意識することなく恩恵を受けられます。
これにより、曖昧な指示で的外れな回答が返ってくるという失敗を防ぎ、最初から精度の高いアウトプットを得ることができます。特に、最近リリースされたGPT-5.2のような最新モデルでは、複雑な推論能力が向上しているため、適切なプロンプトを与えることで、これまで以上に高度な分析や創造的な成果物を生み出すことが可能です。
最新モデルであるGPT-5.2の機能やリリース情報、前モデルとの具体的な違いについては、こちらの記事で詳しく解説しています。 合わせてご覧ください。
テキスト生成用と画像生成用でツールが異なる点に注意
プロンプト生成サイトを利用する際に必ず押さえておきたいのが、テキスト生成AI用と画像生成AI用では、使用するツールや求められるプロンプトの性質が全く異なるという点です。ChatGPTやClaudeなどのテキスト生成AIは、自然言語での論理的な指示や文脈の理解を重視します。そのため、役割の定義や制約条件を文章で詳しく記述することが求められます。
一方で、MidjourneyやStable Diffusionといった画像生成AIは、単語の羅列やパラメータの指定が重要になります。具体的には、画風、アングル、照明、否定プロンプト（描いてほしくない要素）などを英語のキーワードで指定する必要があり、文法的な正しさよりも、AIが学習しているタグや用語をどれだけ知っているかが品質を左右します。
そのため、プロンプト生成サイトを選ぶ際は、自分の目的が「文章作成」なのか「画像生成」なのかを明確にし、それぞれのAIモデルに特化したツールを選ぶ必要があります。万能なツールも存在しますが、基本的には専用のツールを使った方が、より細かくコントロールでき、理想に近い結果を得やすくなることを覚えておきましょう。
失敗しないプロンプト生成サイトの選び方
数多くのプロンプト生成サイトが存在する中で、自分に合ったツールを選ぶためのポイントを3つ紹介します。
- 日本語入力に対応しているか
- 目的のAIモデルに最適化されているか
- テンプレート選択型か、対話生成型か
これらの基準を参考にツールを選定することで、導入後のミスマッチを防ぎ、スムーズに業務へ組み込むことができます。
それぞれの選び方について、詳しく解説します。
日本語入力に対応しているか（翻訳の手間がないか）
プロンプト生成サイトを選ぶ上で、日本語入力への対応状況は非常に重要なチェックポイントです。多くの優秀なプロンプト生成ツールは海外発のものが多く、インターフェースや入力欄が英語のみであるケースが少なくありません。もちろん、英語が得意な方であれば問題ありませんが、日常的に業務で利用する場合、毎回翻訳ツールを使って入出力を行うのは大きなストレスとなり、作業効率も低下してしまいます。
日本語対応のサイトであれば、直感的にニュアンスを伝えやすく、生成されたプロンプトの意味も即座に理解できます。特に、日本のビジネスシーン特有の敬語表現や文脈を含んだ指示を作成したい場合、日本語に特化したツールや、高度な翻訳機能を内蔵したツールを選ぶことが推奨されます。
また、出力されるプロンプト自体が日本語であるかどうかも確認しましょう。ChatGPTなどのLLMは日本語の指示でも十分に機能しますが、画像生成AIの場合は英語のプロンプトが必須となることがほとんどです。その場合、「日本語で指示を入力すると、自動的に最適な英語プロンプトに変換して出力してくれる」機能を持つツールを選ぶと、語学力の壁を感じることなくスムーズに利用できるでしょう。
目的のAIモデル（GPT-4、Claude、Midjourney等）に最適化されているか
利用しようとしているプロンプト生成サイトが、自分が使いたいAIモデルに最適化されているかどうかも重要な選定基準です。AIモデルはそれぞれ学習データやアルゴリズムが異なり、得意とする指示の形式や「効く」言葉選びが異なります。例えば、OpenAIのGPTシリーズとAnthropicのClaudeでは、同じタスクを依頼する場合でも、最適なプロンプトの書き方が微妙に異なることがあります。
特に、最近登場した最新モデル「GPT-5.2」は、質問の難易度に応じて即時応答と長考（Thinkingモード）を自動で切り替える機能を持っています。このような最新モデルの特性を活かすためには、従来の指示方法だけでなく、モデルの推論能力を最大限に引き出すための新しいプロンプト設計が必要になる場合があります。
画像生成AIにおいても、Midjourneyのバージョンアップごとに有効なパラメータが変わったり、Stable Diffusionでは特定のモデル（Checkpoint）に合わせた呪文が必要だったりと、状況は常に変化しています。そのため、汎用的なプロンプトだけでなく、特定のモデルに向けてチューニングされたプロンプトを生成できるツール、あるいはモデルのアップデートに合わせて頻繁に更新されているツールを選ぶことが、高品質なアウトプットを得るための鍵となります。
テンプレート選択型か、対話生成型か
プロンプト生成サイトには、大きく分けて「テンプレート選択型」と「対話生成型」の2つのタイプがあります。それぞれの特徴を理解し、自分の使い方に合ったタイプを選ぶことが大切です。「テンプレート選択型」は、あらかじめ用意された「ブログ記事作成」「メール返信」「要約」などのカテゴリーから目的のものを選び、空欄を埋めるだけでプロンプトが完成するタイプです。
このタイプは、定型的な業務を効率化したい場合や、プロンプト作成に時間をかけたくない場合に適しています。初心者でも迷わずに使える利便性が魅力です。一方、「対話生成型」は、チャットボットのようにツールと対話しながら、徐々にプロンプトを作り上げていくタイプです。「何を作りたいですか？」「ターゲットは誰ですか？」といった質問に答えていくことで、よりオーダーメイドに近い詳細なプロンプトを作成できます。
対話生成型は、複雑なタスクや独自性の高い成果物を求めるときに威力を発揮します。自分のニーズが明確でない場合でも、対話を通じて思考が整理されるというメリットもあります。自身のスキルレベルや、解決したい課題の性質に合わせて、どちらのタイプが適しているかを検討してみてください。両方の機能を備えたハイブリッドなツールも増えてきています。
【テキスト生成】ChatGPT・Claude等に使えるプロンプト生成サイト・ツール
ここからは、ChatGPTやClaudeなどのテキスト生成AIを活用する際に役立つ、おすすめのプロンプト生成サイト・ツールを紹介します。
- ChatGPT公式機能（GPTs）
- Anthropic Console
- Prompt Perfect
- FlowGPT
それぞれのツールの特徴や強みを理解して、自分の業務に最適なものを見つけてみてください。
ChatGPT公式機能（GPTs・プロンプト生成機能）
最も身近で強力なツールとして挙げられるのが、ChatGPT自体に組み込まれている公式機能です。特に「GPTs」は、特定の目的に特化したカスタムChatGPTを作成・共有できる機能であり、あらかじめ複雑な指示や知識を埋め込んでおくことで、毎回プロンプトを入力する手間を省けます。世界中のユーザーが作成したGPTsを利用することも可能で、プロンプト生成に特化したGPTも多数公開されています。
さらに、最近リリースされたGPT-5.2では、標準機能としてプロンプトの意図を汲み取り、より詳細な指示へと内部的に補完・最適化する能力が飛躍的に向上しています。ユーザーが短い指示を入力しても、AI側で「Thinking（長考）」モードが必要かどうかを判断し、複雑なタスクであれば自動的に深い推論を行ってから回答するため、以前ほど厳密なプロンプト設計をせずとも高品質な結果が得られるようになりました。
また、有料プランでは「Canvas」のようなインターフェースも拡充され、生成された文章に対して部分的に修正指示を出したり、トーンを変更したりといった操作が直感的に行えます。外部ツールを探す前に、まずはChatGPTの公式機能を使い倒してみるのが、最も手軽で効果的な第一歩と言えるでしょう。
こちら（OpenAI Prompt Guide）はChatGPTおよびGPTモデルの公式エンジニアリングガイドについて解説した記事です。 合わせてご覧ください。 https://platform.openai.com/docs/guides/prompt-engineering
Anthropic Console（Claude公式のプロンプト生成ツール）
Claudeの開発元であるAnthropic社が提供する「Anthropic Console」には、開発者向けではありますが、非常に優秀なプロンプト生成機能「Prompt Generator」が搭載されています。これは、やりたいことを自然言語で入力するだけで、Claudeに最適化された精度の高いプロンプトテンプレートを自動生成してくれるツールです。
Claudeは、長文の文脈理解や自然な文章生成において高い評価を得ていますが、その能力を最大限に引き出すためには、XMLタグを使用した構造化データなど、独自のプロンプト記法が有効です。Anthropic Consoleの生成ツールは、こうしたClaude特有のテクニックを自動的に盛り込んだプロンプトを作成してくれるため、手動で作成するよりも遥かに高品質な指示文が出来上がります。
さらに、生成されたプロンプトを使ってその場でテスト実行を行い、結果を見ながら微調整することも可能です。本来はAPI利用者向けの機能ですが、生成されたプロンプトをコピーして通常のClaudeのチャット画面で使用することもできます。Claudeをメインで使用しているユーザーにとっては、公式ならではの最適化が施された必須級のツールと言えます。
こちらはAnthropic Console（Claudeモデル群に特化したメタプロンプティング生成・評価環境）について解説した記事です。 合わせてご覧ください。 https://console.anthropic.com/
Prompt Perfect（複数のAIモデルに最適化して変換）
Prompt Perfectは、入力したシンプルな指示を、特定のAIモデルに最適なプロンプトへと自動変換してくれる強力なツールです。最大の特徴は、ChatGPT、Claude、Midjourney、DALL-Eなど、テキスト生成から画像生成まで幅広い主要AIモデルに対応している点です。「Multi-Model」機能を使えば、一つの指示から複数のAIモデル用のプロンプトを一度に生成し、比較することも可能です。
使い方は非常にシンプルで、改善したい元のプロンプトを入力し、ターゲットとなるAIモデルを選択するだけです。わずか数秒で、より具体的で、AIが理解しやすい形式にリライトされたプロンプトが出力されます。特に、短い曖昧な指示を詳細なプロンプトに拡張する能力に長けており、初心者でもプロ級の出力を得やすくなります。
また、APIとしても提供されているため、自社のアプリケーションにプロンプト最適化機能を組み込むといった高度な使い方も可能です。テキストと画像のどちらも頻繁に利用するユーザーや、複数のAIモデルを使い分けているユーザーにとって、それぞれのクセを意識せずに済むPrompt Perfectは非常に心強いサポーターとなります。
こちらはPromptPerfect（テキスト/画像マルチモデル対応の自動プロンプト最適化ツール）について解説した記事です。 合わせてご覧ください。 https://promptperfect.jina.ai/
FlowGPT（世界中のユーザーが作ったプロンプトを探せる）
FlowGPTは、世界中のプロンプトエンジニアやAI愛好家が作成したプロンプトを共有・検索できる、大規模なコミュニティプラットフォームです。ここでは、実際に使ってみて効果が高かったプロンプトがランキング形式やカテゴリー別に整理されており、ユーザーはそれらを自由に閲覧し、試すことができます。
単なるテンプレート集とは異なり、実際にそのプロンプトを使って出力された結果も合わせて確認できるため、「このプロンプトを使うとどのような回答が得られるのか」を事前にイメージしやすいのが特徴です。学習支援、コーディング、クリエイティブライティング、ロールプレイなど、あらゆるジャンルのプロンプトが網羅されており、アイデアの宝庫と言えます。
また、サイト上で直接AIモデル（ChatGPTなど）を動作させてプロンプトをテストできる機能も備えています（一部制限あり）。他のユーザーが作った優秀なプロンプトをベースに、自分の目的に合わせてアレンジを加えることで、ゼロから作るよりも効率的に高品質なプロンプトを手に入れることができます。英語ベースのサイトですが、翻訳ツールを使えば日本ユーザーでも十分に活用可能です。
こちらはFlowGPT（コミュニティベースのプロンプト共有プラットフォーム）について解説した記事です。 合わせてご覧ください。 https://flowgpt.com/
【画像生成】Midjourney・Stable Diffusion等に使えるプロンプト生成サイト
続いて、画像生成AIのためのプロンプト作成を支援するおすすめサイトを紹介します。画像生成のプロンプト（呪文）はテキスト生成とは異なるノウハウが必要ですが、これらのツールを使えば誰でも美麗な画像を生成できます。
- Midjourney Prompt Generator
- Stable Diffusion Prompt Wizard
- AIイラスト呪文生成器
- PromptHero
- Civitai
これらのツールを活用して、イメージ通りのビジュアルを作り出しましょう。
こちらはPromptia（ビジネス・マーケティング領域に特化したプロンプトマーケットプレイス）について解説した記事です。 合わせてご覧ください。 https://prompti.ai/
Midjourney Prompt Generator（直感的な操作で呪文を作成）
Midjourney Prompt Generatorは、その名の通りMidjourneyに特化した非公式のプロンプト作成支援ツールです。Midjourneyは非常に芸術的で高品質な画像を生成できる反面、独自のパラメータ（アスペクト比、スタイライズ値、モデルバージョンなど）や、独特な単語の組み合わせを覚えるのが大変です。このツールを使えば、GUI上で項目を選択していくだけで、複雑なプロンプトを組み立てることができます。
具体的には、描きたい対象のキーワードを入力した後、画風（Art Style）、照明（Lighting）、カメラアングル、アーティスト名などをクリックで選んでいきます。すると、画面下部に自動的にコマンド形式のプロンプトが生成されます。例えば「/imagine prompt: a cat, cyberpunk style, neon lighting –ar 16:9 –v 7.0」といった文字列が完成するので、これをコピーしてDiscordに貼り付けるだけです。
特に、何百種類もの画風やマテリアルがサムネイル付きで表示されるタイプのジェネレーターであれば、視覚的に好みのスタイルを選べるため、専門用語を知らなくても直感的に操作できます。Midjourneyのバージョンアップに合わせてパラメータも更新されることが多いため、常に最新の機能を使った画像生成に挑戦できるでしょう。
こちらはKalos.art（アーティストスタイル参照ライブラリ）について解説した記事です。 合わせてご覧ください。 https://kalos.art/
Stable Diffusion Prompt Wizard（詳細なパラメータ設定が可能）
Stable Diffusion Prompt Wizardは、ローカル環境やWeb UIでStable Diffusionを利用しているユーザー向けの、高度なプロンプト生成ツールです。Stable Diffusionはカスタマイズ性が高い分、設定項目が膨大ですが、このツールを使用することで、Positive Prompt（描いてほしいもの）とNegative Prompt（描いてほしくないもの）を整理しながら効率的に構築できます。
このツールの特徴は、単語の重み付け（強調）や、括弧を使った記法などを簡単に挿入できる点です。例えば、特定の要素を強調したい場合、手動で (keyword:1.2) のように入力するのは手間ですが、ツール上のスライダー操作などで直感的に重みを調整できるものもあります。また、LoRA（追加学習モデル）のトリガーワードを管理したり、サンプリングメソッドやステップ数の推奨値を提示してくれたりと、生成設定全般をサポートしてくれる場合もあります。
さらに、プロンプトの履歴機能や、ランダム生成機能がついていることもあり、「何か新しいアイデアが欲しい」という時にも役立ちます。Stable Diffusionのポテンシャルを最大限に引き出し、細部までこだわり抜いた作品を作りたいクリエイターにとって、なくてはならない補助ツールと言えるでしょう。
AIイラスト呪文生成器（日本語で要素を選ぶだけの簡単操作）
AIイラスト呪文生成器は、主に日本国内のユーザーに向けて開発された、日本語インターフェースの画像生成プロンプト作成ツールです。海外製のツールは英語表記が基本で、英単語の意味を調べながら選択する必要があることが多いですが、このツールなら「長髪」「青い目」「セーラー服」「夕焼け」といった日本語のタグを選択するだけで、対応する英単語（スペル）を自動的に列挙してくれます。
特に、アニメ系やイラスト系の画像生成に強い傾向があり、キャラクターの髪型、服装、表情、ポーズなどのバリエーションが非常に豊富に用意されています。チェックボックスにチェックを入れていくだけで、長文の呪文（プロンプト）があっという間に完成します。もちろん、生成されたプロンプトはStable DiffusionやNovelAIなどの主要な画像生成AIでそのまま使用可能です。
また、「高品質」「高解像度」といった、クオリティを上げるための定番の呪文（マスターピースタグ）があらかじめプリセットされていることも多く、初心者でも失敗の少ないきれいなイラストを生成しやすい設計になっています。英語が苦手だけれど、自分好みのキャラクターをAIで描かせたいという方には最適のツールです。
PromptHero（高品質な画像からプロンプトを検索・流用）
PromptHeroは、世界中のクリエイターが生成したAI画像とそのプロンプトを閲覧・検索できる、画像生成AI版のPinterestのようなサイトです。Midjourney、Stable Diffusion、DALL-Eなど、主要なモデルで作られた数百万枚以上のハイクオリティな画像が掲載されており、気に入った画像をクリックするだけで、その画像を生成するために使われたプロンプトを確認・コピーすることができます。
このサイトの最大の利点は、「理想の画像（ゴール）」から逆引きでプロンプトを知ることができる点です。「こんな雰囲気の絵を作りたいけれど、どんな言葉で指定すればいいかわからない」という場合、PromptHeroで似た画像を検索し、そのプロンプトを参考にすることで、再現性の高い指示を出すことができます。
また、使用されたモデルの種類やシード値などの詳細情報が共有されている場合もあり、同じ設定で生成を試みることも可能です。キーワード検索だけでなく、スタイルやモデル別でのフィルタリングも充実しています。プロンプト作成の勉強になるだけでなく、眺めているだけでもインスピレーションが湧いてくる、クリエイティブな刺激に満ちたプラットフォームです。
こちらはPromptHero（画像生成AIのメタデータ解析および逆プロンプト検索エンジン）について解説した記事です。 合わせてご覧ください。 https://prompthero.com/
Civitai（モデルやLoRAと合わせたプロンプト探しに最適）
Civitaiは、Stable Diffusion用の学習モデル（Checkpoint）やLoRA、LyCORISなどの共有サイトとして世界的に有名ですが、実はプロンプト探しのツールとしても非常に優秀です。各モデルのダウンロードページには、ユーザーがそのモデルを使って生成した作例画像が多数投稿されており、それぞれの画像には生成データ（プロンプト、ネガティブプロンプト、Sampler、Seed値など）が完全に紐付いています。
Stable Diffusionでは、使用するモデルによって「効きやすいプロンプト」や「必須のトリガーワード」が大きく異なります。Civitaiを使えば、自分が使いたいモデルで実際に成功しているプロンプト構成をそのまま確認できるため、モデルとの相性を考慮した最適な指示を見つけることができます。
画像の右下にある「i」ボタンを押すだけで詳細データが表示され、ワンクリックでコピーが可能です。また、特定の構図やキャラクターを再現するためのLoRAを探しながら、それを活かすプロンプトも同時に学べるため、Stable Diffusionユーザーにとってはリソース収集とプロンプト学習を同時に行える、必須のハブサイトとなっています。
【裏技】ChatGPT自体にプロンプトを作らせる「プロンプト生成プロンプト」
専用のサイトやツールを使わなくても、実はChatGPT自体に「プロンプトを作成させる」ことができます。これは「メタプロンプト」とも呼ばれる手法で、非常に強力です。
- ChatGPTに「プロンプトエンジニア」になりきってもらう
- ゴールだけ伝えて最適な指示文を逆生成させる
- テンプレート命令文を活用する
この3つのテクニックを使えば、ツールを行き来することなく、チャット画面の中だけで完結できます。
ChatGPTに「プロンプトエンジニア」になりきってもらう方法
ChatGPTに対して、「あなたは優秀なプロンプトエンジニアです」という役割（ロール）を与えることで、回答の質を劇的に変化させる方法です。AIに「自分はプロンプトを作る専門家だ」と認識させることで、ユーザーの曖昧な要望を汲み取り、より専門的で構造化されたプロンプトを提案してくれるようになります。
具体的には、「あなたは世界最高のプロンプトエンジニアです。私の要望を聞いて、ChatGPTが最高のパフォーマンスを発揮できるようなプロンプトを作成してください」と指示します。すると、ChatGPTはユーザーに対して「目的は何ですか？」「ターゲットは誰ですか？」「出力形式はどうしますか？」と、必要な情報を引き出すためのヒアリングを開始してくれます。
この対話を通じて、自分一人では思いつかなかったような詳細な条件設定や、AIにとって分かりやすい論理構成が盛り込まれたプロンプトが完成します。GPT-5.2などの高性能モデルであれば、この「なりきり」の精度も非常に高く、まるで人間のコンサルタントと話しているかのような体験が得られます。
ゴールだけ伝えて最適な指示文を逆生成させるテクニック
「逆生成（リバースプロンプティング）」と呼ばれるテクニックも有効です。これは、得たい「理想の回答例」や「ゴール」を先に提示し、「このような出力結果を得るためには、どのようなプロンプトを入力すればよいですか？」とAIに質問する方法です。
例えば、理想的な構成のブログ記事や、完璧なメールの文面をChatGPTに見せて、「この文章を生成するためのプロンプトを作ってください」と依頼します。すると、AIはその文章の特徴（トーン、構造、要素など）を分析し、それを再現するための指示文（プロンプト）を書き起こしてくれます。
この方法は、すでに手元に「正解のサンプル」がある場合に特に効果的です。分析されたプロンプトは、そのスタイルの再現性が高いため、一度作ってしまえば、以降はトピックを変えるだけで同じクオリティの文章を量産することが可能になります。AIの分析能力を逆手に取った、賢い活用法と言えるでしょう。
コピペで使える「プロンプト生成用」のテンプレート命令文
ここでは、すぐにコピーして使える「プロンプト生成用のプロンプト」を紹介します。以下のテキストをChatGPTに入力し、[ ]の部分にあなたのやりたいことを入れるだけで、精度の高いプロンプトが生成されます。
命令
あなたはプロンプトエンジニアリングの専門家です。以下の[目的]を達成するための、ChatGPTへの最適な指示（プロンプト）を作成してください。
制約条件
・プロンプトは「#役割」「#前提条件」「#指示内容」「#出力形式」などの見出しを使って構造化してください。
・変数を活用し、再利用可能な形式にしてください。
・具体的で明確な言葉を選んでください。
[目的]
[ここにやりたいことを入力（例：SEOに強いブログ記事を書きたい、新人研修のカリキュラムを作りたい、など）]このテンプレートを使用することで、毎回ゼロから構成を考える必要がなくなり、安定して高品質なプロンプトを手に入れることができます。ぜひ辞書登録などをして活用してみてください。
プロンプト生成サイトの効果を最大化する使い方のコツ
プロンプト生成サイトは便利ですが、生成されたものをそのまま使うだけでは不十分な場合もあります。効果を最大化するための3つのコツを押さえておきましょう。
- 生成されたプロンプトを微調整する
- 前提条件や役割を自分で追記する
- 英語プロンプトは翻訳ツールと併用して確認する
これらを意識するだけで、アウトプットの質が一段階上がります。
生成されたプロンプトをそのまま使わず微調整する
プロンプト生成サイトが出力するプロンプトは、あくまで「汎用的に優れたテンプレート」であることが多いです。そのため、そのまま使用しても一定以上の結果は出ますが、あなたの個別の事情や独自のニーズまでは反映されていない可能性があります。より完璧な回答を得るためには、生成されたプロンプトをベースにしつつ、自分なりに微調整を加えることが重要です。
例えば、出力されたプロンプト内の「語調」が「丁寧語」になっていたとしても、より親しみやすい「フランクな口調」が良い場合は書き換える必要があります。また、文字数制限や具体的なNGワード（含めてほしくない内容）など、生成ツールでは指定しきれなかった細かい制約を最後に手動で追加することで、AIの回答がより意図に沿ったものになります。ツールは「80点の土台」を作るために使い、残りの20点を自分で埋めるイメージを持つと良いでしょう。
具体的な「前提条件」や「役割」は自分で追記する
AIからの回答精度を大きく左右するのが「前提条件」と「役割」の定義です。プロンプト生成サイトでもある程度は設定されますが、より固有の情報（コンテキスト）を与えることで、回答の具体性が増します。例えば、単に「マーケティングのプロ」という役割だけでなく、「BtoB SaaS業界で10年の経験を持つマーケティング責任者」といったように、解像度を高めて追記します。
また、前提条件として「ターゲットは30代の都内在住の独身男性」「予算規模は月額50万円以内」といった具体的なビジネス背景情報を追加することで、AIは一般論ではなく、その状況に即した実践的なアドバイスを生成できるようになります。自分だけが知っている一次情報をプロンプトに混ぜ込むことこそが、AIを使ってオリジナリティのある成果物を出すための最大のコツです。
英語プロンプトが出力される場合は翻訳ツールと併用する
画像生成AI用のプロンプト生成サイトや、一部の海外製テキスト生成ツールでは、出力結果が英語になることが一般的です。この際、なんとなくコピー＆ペーストして使うのではなく、一度翻訳ツール（DeepLやGoogle翻訳、あるいはChatGPT自身）を使って日本語に直し、意味を確認することをおすすめします。
意図していない単語が含まれていたり、逆にニュアンスが微妙にずれていたりすることに気づけるからです。特に画像生成においては、一つの英単語が画像の雰囲気を大きく変えてしまうことがあります。また、英語プロンプトの意味を理解することは、将来的に自分でプロンプトを書く際の勉強にもなります。「この表現がこの画風を作るのか」という知見を蓄積するためにも、翻訳して内容を把握するプロセスを挟むと良いでしょう。
プロンプト生成サイト・ツールを利用する際の注意点
便利なプロンプト生成サイトですが、利用に際してはいくつか注意すべきリスクやマナーがあります。
- 機密情報や個人情報を入力しない
- 最新モデルの仕様に合っているか確認する
- 著作権や利用規約の遵守
これらを守りながら、安全にツールを活用しましょう。
機密情報や個人情報を入力フォームに入れない
プロンプト生成サイトを利用する際、最も注意しなければならないのがセキュリティです。外部のWebサイトの入力フォームに、自社の機密情報（未発表の製品情報、売上データ、顧客リストなど）や、個人情報（実名、住所、電話番号など）を絶対に入力してはいけません。
多くの無料ツールでは、入力されたデータがどのように処理・保存されるかが不透明な場合があります。最悪の場合、入力データがサーバーに保存され、第三者に漏洩したり、AIの学習データとして再利用されたりするリスクがあります。プロンプトを作成する際は、固有名詞を「A社」「商品B」のように伏せ字や抽象的な表現に置き換えて入力し、生成されたプロンプトを実際にAIで使用する段階になってから、手元の安全な環境で本来の名称に戻すといった対策を徹底してください。
法人利用の場合は、OpenAIの「ChatGPT Enterprise」のようにデータ学習を行わないことが保証されている環境や、信頼できるベンダーが提供するセキュリティ対策済みのツールを選定することが重要です。
生成AIを企業で導入する際の情報漏洩リスクや、具体的なセキュリティ対策については、こちらの記事で徹底解説しています。 合わせてご覧ください。
生成されたプロンプトが最新モデルの仕様に合っているか確認する
AIの世界は進化が非常に速く、数ヶ月でモデルの仕様が大きく変わることがあります。プロンプト生成サイトの中には、更新が止まっており、古いモデル（例：GPT-3.5や初期のStable Diffusion）向けのプロンプトしか生成できないものも存在します。古い仕様のプロンプトを最新のモデル（GPT-5.2やMidjourney v6など）に入力しても、エラーにはなりませんが、モデルの性能を十分に発揮できない可能性があります。
例えば、最新モデルではすでに不要になった「おまじない」のような複雑な指示が、逆にノイズになって精度を下げることもあります。ツールを利用する際は、そのサイトがいつ最終更新されたかを確認し、ターゲットとする最新モデルに対応しているかをチェックしましょう。また、生成されたプロンプトを使って違和感を感じたら、最新の公式ドキュメントやコミュニティの情報を参照し、現代風にアップデートする必要があるかもしれません。
著作権や各AIツールの利用規約に違反しないかチェックする
特に画像生成AIにおいて注意が必要なのが、著作権と利用規約の問題です。プロンプト生成サイトで「特定のアーティストの画風」や「既存のキャラクター名」を指定するプロンプトが生成されることがありますが、これをそのまま使用して生成した画像を商用利用する場合、著作権侵害のリスクが生じる可能性があります。
また、AIツールによっては、性的・暴力的・差別的なコンテンツの生成を厳しく禁止しており、プロンプトに禁止ワード（NGワード）が含まれていると、アカウント停止などのペナルティを受ける恐れがあります。プロンプト生成サイトはあくまで機械的に単語を組み合わせるだけなので、その内容が各AIサービスのポリシーに違反していないかどうかの最終判断は、ユーザー自身の責任で行う必要があります。安全に利用するために、各プラットフォームの規約には必ず目を通しておきましょう。
プロンプト生成サイトに関するよくある質問（FAQ）
最後に、プロンプト生成サイトについてよく寄せられる質問に回答します。
完全無料で使える日本語対応のおすすめサイトはどれですか？
完全無料で日本語に対応しており、かつ高品質なプロンプトを作成できるサイトとして、テキスト生成なら「Prompt Jungle」や「ナレフルチャット」がおすすめです。これらは登録不要または簡単な登録で多くのテンプレートを利用できます。画像生成なら「AIイラスト呪文生成器」が完全無料で、日本語のタグ選択だけでプロンプトが作れるため非常に人気があります。まずはこれらから試してみると良いでしょう。
スマホからでもプロンプト生成サイトは使えますか？
はい、今回紹介したほとんどのプロンプト生成サイトはWebブラウザベースで動作するため、スマートフォン（iPhone/Android）からでも問題なく利用できます。ただし、画面サイズの関係で、複雑な設定画面を持つツール（Stable Diffusion Prompt Wizardなど）はPCの方が操作しやすい場合があります。移動中にスマホでプロンプトを作ってメモしておき、PCで作業する際に活用するといった使い方も効率的です。
自作のプロンプトを保存・管理できるツールはありますか？
はい、自作プロンプトの保存・管理には「Promptia」のような管理機能付きツールが適しています。また、もっと手軽な方法として、NotionやGoogleスプレッドシートなどで自分だけの「プロンプト辞書」を作るのもおすすめです。さらに、ChatGPTの「GPTs」機能を使えば、よく使うプロンプトをあらかじめ設定した専用のチャットボットを作成し、保存しておくことができます。これにより、プロンプトを毎回コピペする必要すらなくなります。
プロンプト生成ツールに頼ると「量産型」になる？ハーバード大の研究が示す「均質化」の罠
便利なプロンプト生成ツールを使えば、誰でも簡単に高品質なアウトプットが出せるようになります。しかし、そこには見落としがちな大きな落とし穴があります。それは、ツールに頼りすぎることで、あなたの成果物が他者と区別がつかない「量産型」になってしまうリスクです。ハーバード・ビジネス・スクール（HBS）の研究チームが行った実験結果は、私たちがAIツールとどう向き合うべきかについて、重要な示唆を与えてくれています。
AIを使うと「平均点」は上がるが「傑作」が出なくなる？
HBSとボストン・コンサルティング・グループが行った大規模な実験によると、生成AIを使用したコンサルタントは、使用しなかったグループに比べてタスクの完了速度が約25％速くなり、成果物の品質も40％以上向上しました。一見すると素晴らしい結果ですが、研究チームは同時にある「副作用」も発見しています。それは、AIを使用した参加者同士の回答の内容が似通ってしまい、多様性が失われたということです。
プロンプト生成ツールは、いわば「正解に近い型」を提示してくれる優れたガイドです。しかし、誰もが同じツールを使い、同じようなテンプレートで指示を出せば、当然ながら返ってくる答えも似たり寄ったりになります。ビジネスにおいて「平均的に整った文章」は価値がありますが、競合と差別化するための「独自の洞察」や「ユニークなアイデア」は、ツールの力だけでは生み出せない可能性があるのです。
ツールで作った「80点」に「あなただけの20点」を足せるか
では、私たちはどうすればよいのでしょうか？答えは、プロンプト生成ツールを「最終的な答え」ではなく「思考の踏み台」として使うことにあります。研究では、AIの出力をそのまま受け入れるのではなく、人間が批判的に吟味し、修正を加える「ケンタウロス」や「サイボーグ」のような働き方をする人が、最も高いパフォーマンスを発揮することが示唆されています。
今回紹介したような便利なツールを使って、まずは素早く「80点のプロンプト」を作成してください。そして、そこからがあなたの腕の見せ所です。そのプロンプトに、あなたしか知らない「顧客の具体的なエピソード」や「社内の独自の文脈」、あるいは「直感的な違和感」といった要素を書き加えてください。ツールが作った論理的な骨組みに、人間特有の「泥臭いコンテキスト」という魂を吹き込むこと。これこそが、AI時代においても「代わりのきかない人材」として評価され続けるための、唯一にして最強の生存戦略なのです。
引用元：
Dell’Acqua, F., et al. “Navigating the Jagged Technological Frontier: Field Experimental Evidence of the Effects of AI on Knowledge Worker Productivity.” Harvard Business School Working Paper, No. 24-013, 2023.
まとめ
企業は労働力不足や業務効率化の課題を抱える中で、生成AIの活用がDX推進や業務改善の切り札として注目されています。
しかし、実際には「プロンプトエンジニアリングが難しくて定着しない」「セキュリティ面での懸念がある」といった理由で、導入のハードルが高いと感じる企業も少なくありません。
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今回ご紹介したような複雑なプロンプト生成ツールを使いこなさなくても、メール作成や議事録作成、企画書のたたき台作成など、日常業務に必要な機能を「アプリ」として選ぶだけで、誰でも直感的にAIを活用できます。
しかも、Azure OpenAI Serviceを基盤にしているため、データセキュリティが万全で、入力データがAIの学習に使われる心配もありません。
さらに、AIコンサルタントによる手厚い導入サポートがあるため、「どの業務にAIを使えばいいかわからない」という初心者企業でも安心してスタートできます。
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