Copilot画像生成プロンプト完全ガイド!コピペで使える例文30選とコツ

「Copilotで画像生成をしてみたいけれど、どんな言葉を入力すればいいのかわからない」

「思い通りの画像を作ろうとしても、なかなかイメージ通りの仕上がりにならない」

このような悩みをお持ちではないでしょうか?

AIによる画像生成は、指示となる「プロンプト」の質によって、完成する画像のクオリティが大きく左右されます。

本記事では、Copilotでの画像生成にすぐに使える具体的な30個のプロンプト例文と、意図通りの画像を生成するための重要なコツについて解説しました。

生成AIコンサルティング事業を展開する弊社が、実務や検証の中で培ったノウハウをもとにご紹介します。

これからCopilotを使って質の高い画像を作りたいと考えている方にとって、必ず役立つ内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。

Copilot(旧Bing Image Creator)での画像生成のやり方とプロンプトの基礎

ここからは、Copilotを使って画像生成を行うための基本的な手順とルールについて解説します。

  • PCやスマホでの操作方法
  • 無料で利用できる範囲とブーストの仕組み
  • 著作権や商用利用に関するルール

まずはツールの仕様を正しく理解することで、トラブルを防ぎながら効率的に画像生成を楽しむことができます。

それでは、基本的な使い方から順に見ていきましょう。

PC・スマホでの基本的なプロンプト入力方法

Copilotで画像生成を行うための基本操作は、PCでもスマートフォンでも非常にシンプルです。

基本的にはチャットボックスに自然言語で指示を入力するだけで、AIが自動的に画像を生成してくれます。

PCの場合は、Microsoft EdgeブラウザのサイドバーにあるCopilotアイコンをクリックするか、ブラウザでCopilotの専用ページにアクセスします。

会話のスタイルを選択できる場合は、「より創造的に」を選ぶと、DALL-E 3の能力を最大限に活かした画像生成が行われやすくなります。

採用されている画像生成モデル「DALL-E 3」の安全性や技術的な特性については、OpenAIの公式資料で詳しく解説されています。 https://openai.com/index/dall-e-3-system-card/

チャット欄に「〜の画像を作って」や「〜の絵を描いて」と入力し、送信ボタンを押すだけで生成が始まります。スマートフォンの場合は、専用のCopilotアプリまたはBingアプリをインストールして使用するのがスムーズです。

アプリを開き、下部にあるCopilotアイコンをタップしてチャットモードに入ります。

マイク機能を使って音声で「猫の画像を作って」と指示を出すことも可能で、移動中などでも手軽にクリエイティブな作業が行えます。

プロンプトを入力してから画像が完成するまでの時間は通常数十秒程度です。

生成された画像は4枚1組で提案されることが多く、その中から気に入ったものを選択してダウンロードしたり、さらに修正の指示を出したりすることができます。

最初は短い言葉から始めて、徐々に詳細な描写を加える練習をすると良いでしょう。

無料でどこまでできる?「ブースト」と生成回数の仕組み

Copilotでの画像生成は基本的に無料で利用できますが、快適に利用するためには「ブースト」という仕組みを理解しておく必要があります。

ブーストとは、画像の生成処理を優先的に行い、素早く結果を表示させるためのトークンのようなものです。

MicrosoftアカウントにログインしてCopilot(Microsoft Designer)を使用すると、毎日一定数のブーストが付与されます。

画像生成の指示を出すたびにこのブーストが1つ消費され、高速な生成が可能になります。

ブーストの残数は画面上のアイコンの近くに表示されており、日が変わると自動的に補充される仕組みになっています。

もし一日のブーストを使い切ってしまった場合でも、画像生成ができなくなるわけではありません。

ただし、生成にかかる時間が通常よりも長くなる「低速モード」での処理となります。

サーバーの混雑状況によっては、1枚の画像を生成するのに数分からそれ以上の時間がかかる場合もあるため注意が必要です。

頻繁に画像生成を行うユーザーや、業務で大量の素材を作成する必要がある場合は、有料プランであるCopilot Proの契約を検討するのも一つの手です。

Proプランでは、ブーストの付与数が増加したり、ピークタイムでも優先的に処理されたりする特典があります。

まずは無料枠の範囲内で試し、使用頻度に応じてプランを見直すのが賢い使い方と言えるでしょう。

商用利用は可能?著作権に関する基本ルール

画像生成AIを利用する際に必ず確認しておきたいのが、生成された画像の著作権と商用利用に関するルールです。

生成AIをビジネスで利用する際の著作権や情報漏洩などのリスク、そして企業がとるべき具体的な対策についてはこちらの記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

Copilotで生成された画像の権利関係は、Microsoftの利用規約に基づいて判断する必要があります。

Microsoft Copilotの利用規約および行動規範については、以下の公式ページを必ずご確認ください。 https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-copilot/for-individuals/termsofuse

現在のMicrosoftの規約では、無料版のCopilot(およびMicrosoft Designer)を使用して生成した画像は、個人的な非商用利用のみが推奨されています。

これには、SNSの個人アカウントでのアイコン使用や、個人的なブログの挿絵、待ち受け画面への設定などが含まれます。

一方で、企業の広告バナーや販売用の商品パッケージなど、直接的な利益を生む活動への利用は制限される可能性があるため、必ず最新の規約を確認してください。

商用利用を目的とする場合は、法人向けのMicrosoft 365 Copilotや個人向けのCopilot Proなど、商用利用権が含まれる有料プランを利用するのが安全です。

これらのプランでは、生成された画像に対する知的財産権の保護が手厚くなっている場合があります。

著作権に関するリスクに対するMicrosoftの具体的なコミットメント(保護方針)については、こちらの公式発表をご参照ください。 https://blogs.microsoft.com/on-the-issues/2023/09/07/copilot-copyright-commitment-ai-legal-concerns/

また、著作権に関しては、生成AIが既存の著作物に酷似した画像を生成してしまった場合のリスクも考慮しなければなりません。

特定のキャラクターや有名人の肖像画などを意図的に生成し、それを公開・利用することは著作権侵害や肖像権侵害に当たる恐れがあります。

AI生成物と著作権の関係については、文化庁が公表している考え方(ガイドライン)も参考になります。 https://www.bunka.go.jp/english/policy/copyright/pdf/94055801_01.pdf

AIは学習データに基づいて画像を生成するため、ユーザー側もモラルを持って、オリジナルのアイデアに基づいたプロンプトを作成することが重要です。

【コピペOK】Copilot画像生成プロンプトの例文集30選

ここからは、実際にCopilotに入力してすぐに使えるプロンプトの例文を、用途別に30個ご紹介します。

  • ビジネスシーンで使える写真素材
  • 人物をリアルに描くための指示
  • クリエイティブなイラストやアイコン
  • 背景用のテクスチャ素材

これらの例文をそのままコピー&ペーストして試してみるだけでなく、一部の単語を書き換えることで、あなたのイメージにぴったりの画像を作ることができます。

それぞれのシーンに合わせた最適なプロンプトを見ていきましょう。

【ビジネス】資料作成やWebサイトで使える写真素材

ビジネスの現場では、プレゼン資料やWebサイトの記事に使うための、清潔感がありプロフェッショナルな印象を与える画像が求められます。

Copilotを使えば、ストックフォトサイトで探す手間を省き、オリジナルのビジネス素材を作成できます。

Copilotを画像生成以外でも実務で最大限に活用し、業務効率化を実現するための具体的な事例や導入方法についてはこちらの記事で徹底解説しています。合わせてご覧ください。

以下に、ビジネスシーンで使いやすいプロンプト例を挙げます。

「明るい未来を指差しているビジネスチームの会議風景、モダンなオフィス、自然光、高画質、写真リアル」

「ノートパソコンを開いてカフェでリモートワークをしている20代の日本人女性、手元にはコーヒー、集中している表情、背景をぼかす」

「握手を交わしているスーツ姿のビジネスマンの手元のクローズアップ、信頼、契約成立、高品質な写真」

「ホワイトボードの前に立ちプレゼンテーションをしている男性、自信に満ちた表情、聴衆は熱心に聞いている、オフィスカジュアル」

「清潔感のあるデスク周りの俯瞰図、ラップトップ、観葉植物、手帳、ペン、ミニマルなデザイン、4k」

「データ分析をしているチーム、モニターに映るグラフやチャートを指差して議論している、真剣な眼差し、テクノロジー企業」

ビジネス素材を作成する際のコツは、「清潔感」「信頼感」「モダン」といったキーワードを含めることです。

また、具体的なシチュエーション(会議、リモートワーク、商談など)を指定することで、資料の文脈に合った画像が生成されやすくなります。

人物の服装も「スーツ」や「オフィスカジュアル」と指定することで、企業のトーン&マナーに合わせることができます。

【人物】リアルな日本人女性・男性を描くプロンプト

人物画像、特に日本人のリアルな画像を生成するのは、AIにとって以前は難しいタスクでしたが、最新のモデルでは非常に高い精度で表現できるようになっています。

広告やイメージ画像として使える、自然な人物画像を生成するためのプロンプトを紹介します。

「公園で微笑んでいる20代の日本人女性、春の服装、桜の背景、自然光、ポートレート写真、高解像度」

「真剣な表情で職人仕事をしている50代の日本人男性、伝統的な作業着、工房の背景、ドラマチックな照明、詳細な質感」

「街中を歩いているおしゃれな30代日本人カップル、ショッピングバッグを持っている、秋のファッション、全身ショット」

「図書館で本を読んでいる女子高生、制服、窓際からの柔らかい光、横顔、静かな雰囲気、シネマティック」

「ジムでトレーニングをして汗を流しているスポーツウェア姿の男性、筋肉質、活気、ダイナミックなアングル」

「着物を着て京都の古い街並みを歩く日本人女性、後ろ姿、夕暮れ時、情緒的、高品質な写真」

リアルな人物を生成する際のポイントは、年齢、性別、服装、場所、そして照明(ライティング)を指定することです。

特に「自然光」や「シネマティックな照明」といった言葉を加えると、写真としてのクオリティがグッと上がります。

また、「日本人」と明記することで、アジア系の特徴を持った人物が生成されやすくなりますが、それでも違和感がある場合は「黒髪」や「茶色の目」などの身体的特徴を追加すると良いでしょう。

【イラスト】アニメ風・マンガ風のキャラクター生成

Copilotは写真のようなリアルな画像だけでなく、アニメやマンガのスタイルでの作画も得意としています。

アイコンや創作活動のイメージボードとして使える、魅力的なキャラクター生成のプロンプト例を見てみましょう。

「魔法使いの少女、ファンタジー風の衣装、杖を持っている、森の中、キラキラしたエフェクト、アニメ塗り、高品質」

「サイバーパンクな世界観の少年、ネオン街の背景、機械の腕、フードを被っている、厚塗りイラスト、クールな雰囲気」

「カフェでくつろぐ擬人化された猫のキャラクター、温かいコーヒー、手書き風スケッチ、水彩画タッチ、ほのぼの」

「戦うポーズをとるロボット、未来都市、爆発エフェクト、劇画風、力強い線画、ダイナミックな構図」

「学園ものの少女漫画風イラスト、屋上で風に吹かれているヒロイン、夕焼け、繊細なタッチ、パステルカラー」

「ちびキャラ風の勇者と魔王、コミカルな表情、デフォルメ、ステッカー風デザイン、白背景」

イラストを生成する際は、画風の指定が最も重要です。

「アニメ塗り」「厚塗り」「水彩画風」「劇画風」など、目指すスタイルを明確に伝えましょう。

また、キャラクターの属性(魔法使い、サイバーパンクなど)や、その場の雰囲気(キラキラ、クール、ほのぼの)を形容詞で補足することで、よりイメージに近いイラストが出来上がります。

【アイコン】ロゴやSNSアイコンに使えるシンプルなデザイン

SNSのプロフィール画像やWebサイトのファビコン、あるいはプロジェクトのロゴマークなど、視認性の高いシンプルな画像もCopilotで作成可能です。

複雑な背景を排除し、デザインとして使いやすい画像を生成するためのプロンプトをご紹介します。

「コーヒーカップのミニマルなロゴデザイン、湯気、モノクロ、フラットデザイン、白背景、ベクター画像風」

「幾何学模様で構成されたライオンの顔、カラフル、グラデーション、モダンアート、シンボルマーク」

「ヘッドホンをしている柴犬のイラストアイコン、ポップな色使い、太い輪郭線、ステッカー調」

「電球と脳を組み合わせたアイコン、アイデア、イノベーション、青と黄色、シンプル、アプリのアイコン風」

「筆文字で描かれた『夢』という漢字、力強いストローク、墨の飛び散り、白背景、カリグラフィー」

「桜の花びらをモチーフにした家紋風デザイン、円形、ピンクと金、伝統的かつモダン」

アイコンやロゴを作成する場合、「白背景」や「フラットデザイン」「ベクター画像風」といったキーワードが非常に有効です。

これにより、後から切り抜きや加工がしやすい画像が生成されます。

また、要素を詰め込みすぎず、「ミニマル」や「シンプル」と指定することで、小さなサイズで表示しても何が描かれているかわかりやすいデザインになります。

【背景】テクスチャや壁紙として使える風景素材

プレゼン資料の背景や、Webサイトのヘッダー画像、PCの壁紙など、メインの被写体ではなく背景素材として使える画像も重宝します。

文字を重ねても読みやすく、かつ雰囲気のある背景画像を生成するプロンプト例です。

「淡いブルーの水彩画テクスチャ、抽象的、にじみ、紙の質感、余白多め、背景素材」

「木漏れ日が差し込む深い森の風景、ボケ味、幻想的、緑のグラデーション、癒やし、4k壁紙」

「幾何学模様の抽象的な背景、黒と金の配色、高級感、モダン、3Dレンダリング、光の反射」

「古いレンガの壁、ヴィンテージ感、クローズアップ、詳細な質感、茶色とグレー、ラフな雰囲気」

「宇宙の星雲、紫と青のグラデーション、星々、キラキラ、神秘的、広大な空間」

「白い大理石の表面、滑らかな質感、高級感、明るい、清潔感、プロダクト撮影の背景」

背景素材を作る際は、「テクスチャ」や「抽象的(Abstract)」という言葉を使うと、具体的な物体が描かれすぎず、使い勝手の良い画像になります。

また、「余白多め」や「ボケ味」を指定することで、上に文字を置いたときに視認性を確保しやすい画像を作ることができます。

色のトーンを指定することで、使用する媒体のイメージカラーに合わせることも可能です。

Copilotで思い通りの画像を出すプロンプトのコツ5選

プロンプトの例文を使っても、細部がイメージと異なったり、もっと自分好みにアレンジしたいと思うことがあるでしょう。

ここでは、Copilotへの指示出しの精度を格段に高めるための5つのテクニックを紹介します。

  • 形容詞と名詞の組み合わせ方
  • 画風やタッチの指定
  • 画像サイズのコントロール
  • 英語プロンプトの活用
  • AIへの逆質問テクニック

これらのコツをマスターすれば、偶然に頼るのではなく、狙って高品質な画像を作れるようになります。

プロンプトエンジニアリングに関する体系的な研究や論文の分析については、こちらの記事も参考になります。 https://aakashgupta.medium.com/i-studied-1-500-academic-papers-on-prompt-engineering-heres-why-everything-you-know-is-wrong-391838b33468

一つずつ詳細に解説していきます。

指示は「形容詞+名詞」で具体的に書く

プロンプトを作成する際、単に名詞を並べるだけでは、AIはあいまいで一般的な画像しか生成できません。

より具体的でオリジナリティのある画像を生成するための基本は、「形容詞+名詞」の組み合わせを意識することです。

例えば、「犬」とだけ入力するのではなく、「ふわふわした毛並みの白い子犬」や「勇ましい表情のドーベルマン」のように詳細を加えます。

「車」であれば、「泥だらけのオフロード車」なのか、「未来的な流線型のスポーツカー」なのかによって、生成される画像は全く別物になります。

さらに、形容詞だけでなく、動詞を使って状況を説明するのも効果的です。

「走っている」「眠っている」「笑っている」といった動作を加えることで、静止画の中にストーリー性が生まれます。

「雨の中を傘をささずに走っている悲しげな女性」のように、感情や天候、行動を組み合わせることで、AIに対して非常に明確なイメージを伝えることができます。

このように、名詞に対して「どんな(形容詞)」「何をしている(動詞)」「どこで(場所)」といった情報を肉付けしていくことが、思い通りの画像を引き出す第一歩です。

画像のタッチ(水彩、油絵、3D、写真)を必ず指定する

Copilotで生成される画像が「なんか思っていたのと違う」と感じる原因の多くは、画風(スタイル)の指定漏れにあります。

スタイルを指定しないと、AIはその場の判断で写真風にしたりイラスト風にしたりと、結果が安定しません。

自分が欲しい画像がどのような種類のものなのか、以下のキーワードを使って明確に指定しましょう。

  • 写真系: 「写真リアル」「4k」「高画質」「一眼レフで撮影」「ポートレート」
  • 絵画系: 「油絵風」「水彩画」「印象派」「色鉛筆画」「パステル画」
  • イラスト・CG系: 「アニメ塗り」「3Dレンダリング」「Unreal Engine 5」「ピクセルアート」「ベクターイラスト」

例えば、「猫」というテーマでも、「猫、写真リアル」とすれば本物のような猫が、「猫、浮世絵風」とすれば和風のアート作品のような猫が生成されます。

このスタイルの指定は、プロンプトの最初か最後に置くことで、AIに強く認識されやすくなる傾向があります。

作りたい画像の用途に合わせて、必ずスタイル指定を行う癖をつけましょう。

サイズ(横長・縦長)を指定するプロンプトの書き方

Copilot(DALL-E 3)では、デフォルトで正方形の画像が生成されることが多いですが、用途によっては横長の画像(ブログのアイキャッチやYouTubeのサムネイルなど)や、縦長の画像(スマホの待ち受けやTikTokの背景など)が必要になります。

以前は正方形のみでしたが、現在はプロンプトでアスペクト比(縦横比)を指定することが可能です。

プロンプトの中に「横長の画像で(Wide aspect ratio)」「縦長の画像で(Tall aspect ratio)」といった言葉を含めることで、キャンバスの形状を変えることができます。

より具体的には、「16:9」や「9:16」といった比率を書き添えるのも有効です。

例えば、「夕日の海、横長の画像、16:9」と入力すれば、PCの画面全体に表示するのに適したワイドな画像が生成されます。

逆に、スマホ用の壁紙を作りたい場合は、「森の中の風景、縦長の画像、9:16」と指示します。

ただし、複雑な構図の場合、無理にアスペクト比を変更すると対象が見切れてしまうこともあります。

その場合は、まず正方形で生成してみて、構図が気に入ったら改めて「これを横長にして」と指示を追加する方法もありますが、最初から比率を指定しておく方が効率的です。

英語で入力したほうが精度が高い理由とその対策

Copilotは日本語での指示にも高いレベルで対応していますが、ベースとなっているAIモデルは英語のデータセットで学習している割合が圧倒的に多いため、現在は日本語の理解精度も飛躍的に向上していますが、専門的な指定などは英語でプロンプトを入力した方が意図が伝わりやすい場合があります。

実際に言語ごとの画像生成パフォーマンスには差があるという研究結果も発表されており、英語プロンプトの有効性が示唆されています。 https://arxiv.org/html/2405.12914v2

特に、専門的な用語や、独特なアートスタイル、複雑な照明効果などを指定する場合、日本語だと意図が正確に翻訳されずに反映されないことがあります。

例えば、「サイバーパンク」のような世界共通の概念は日本語でも問題ありませんが、「chiaroscuro(明暗法)」や「bokeh(ボケ味)」といった専門用語は、そのまま英語(アルファベット)で入力するか、英語のプロンプト全体の中に組み込んだ方が効果的です。

英語が苦手な方への対策としては、まず日本語で詳細なプロンプトを作成し、それをCopilotのチャット機能自体を使って「このプロンプトを画像生成用の英語プロンプトに翻訳して」と依頼する方法があります。

あるいは、DeepLなどの翻訳ツールを活用しても良いでしょう。

「日本語で指示 -> うまくいかない -> 英語に翻訳して再トライ」というフローを持っておくと、生成の成功率が格段に上がります。

Copilot自身にプロンプトを考えてもらう「逆質問」テクニック

自分の頭の中にあるイメージを言語化するのが難しい場合や、もっと独創的なアイデアが欲しい場合は、Copilot自身にプロンプトを考えてもらう「逆質問」のテクニックが非常に便利です。

これは、AIを単なる描画ツールとしてではなく、クリエイティブパートナーとして扱う方法です。

具体的には、以下のように話しかけます。

「あなたはプロのプロンプトエンジニアです。〇〇というテーマで、最高にクールな画像を生成するためのプロンプトを考えてください。英語と日本語の両方で出力してください。」

また、ざっくりとしたイメージしかない場合は、

「秋のカフェの画像を作りたいのですが、より雰囲気のある画像にするための要素や詳細な描写を提案してくれませんか?」

と相談するのも良いでしょう。

AIは、照明、構図、色使い、小道具など、人間が見落としがちな要素を補完したプロンプトを提案してくれます。

提案されたプロンプトをそのまま使って画像を生成しても良いですし、そこから不要な要素を削ったり、自分好みの要素を足したりして調整することで、自分一人では思いつかなかったような高品質な画像を作成することができます。

生成した画像を修正・編集するためのプロンプト

一度で完璧な画像が生成されることは稀です。

「構図はいいけど色が違う」「余計なものが映り込んでいる」といった場合、Copilotでは対話形式で修正を依頼することができます。

  • 色や形の部分的な変更指示
  • 参考画像をアップロードして活用する方法

ここでは、生成された画像をブラッシュアップし、完成形に近づけるための修正テクニックについて解説します。

画像の一部だけ色や形を変える指示の出し方

Copilotの強みは、チャット形式で連続して対話ができる点にあります。

生成された画像に対して、まるで人間のデザイナーに修正指示を出すように、自然な言葉で変更を依頼することができます。

例えば、生成された人物の服の色を変えたい場合、「この画像の人物の服を赤色に変えてください」と入力します。

背景だけを変えたい場合は、「背景を青空に変更して」や「場所を室内に変えて」と指示します。

また、余計な物体が描かれている場合は、「右端にある椅子を消してください」といった指示も可能です。

ただし、現在の画像生成AIの仕様上、元の画像の構図やポーズを100%維持したまま、特定の部分だけを完璧に差し替えるのは難しい場合があります。

現在は選択範囲の編集機能も強化されていますが、プロンプトのみで修正指示を出すと画像全体が再生成されることもあります。

最近のアップデートでは、画像内の特定の領域を選択して編集できる機能(インペインティング機能のようなもの)が追加されている場合もありますが、基本的にはプロンプトによる再生成が行われると考えておいた方が良いでしょう。

コツとしては、「画像全体を大きく変えずに」という枕詞をつけたり、気に入っている要素を再度プロンプトに含めて強調したりすることで、変化の幅をある程度コントロールできることがあります。

手持ちの写真をアップロードして参考にする方法

Copilotでは、テキストだけでなく画像をアップロードして、それを参考に新しい画像を生成することも可能です。

これを「Image to Image(画像から画像へ)」と呼ぶこともあります。

自分が描いたラフスケッチや、構図の参考にしたい写真、色味を真似したい画像などをアップロードし、プロンプトと組み合わせることで、より意図に近い画像を生成できます。

使い方は簡単で、チャット欄にある画像アップロードアイコンをクリックし、参照したい画像を選びます。

その上で、「この画像を参考にして、アニメ風のイラストにしてください」や「この写真の構図で、被写体を犬に変えてください」といった指示を加えます。

この機能を使えば、言葉だけでは伝えるのが難しい「構図」や「ポーズ」を視覚的にAIに伝えることができます。

例えば、自分の部屋の写真をアップロードして「北欧風のインテリアに改装したイメージ画像を作って」と依頼すれば、リフォームのシミュレーションのような使い方も可能です。

ただし、有名人の写真や著作権のあるキャラクター画像をアップロードして改変することは、権利侵害のリスクがあるため避けましょう。

画像が生成できない・エラーになる原因と対処法

プロンプトを入力しても画像が生成されず、エラーメッセージが表示されることがあります。

せっかく考えたアイデアが形にならないのはストレスですが、原因を知っていれば対処可能です。

  • ポリシー違反となるNGワード
  • 生成時間の遅延
  • 1日の生成上限

ここでは、よくあるトラブルの原因と具体的な解決策について解説します。

「コンテンツポリシー違反」でブロックされるNGワード

Copilot(Microsoft Designer)は、安全性に非常に厳しいコンテンツポリシーを設けています。

そのため、暴力的、性的、差別的、あるいは犯罪を助長するような要素を含むプロンプトは自動的にブロックされ、画像は生成されません。

これを「Unsafe image content detected」などのエラーで通知されます。

AIがどのような基準で不適切なコンテンツを判定・ブロックしているかについては、OpenAIのモデレーションガイドラインが参考になります。 https://platform.openai.com/docs/guides/moderation

具体的なNGワードには、武器、流血、ヌード、ヘイトスピーチに関連する単語が含まれます。

また、実在する著名人や政治家の名前を直接指定して画像を生成することも、ディープフェイク対策のために制限されています。

さらに、著作権で保護されている特定のキャラクター名などもブロックの対象になることがあります。

意図せずブロックされてしまった場合は、プロンプトの表現をマイルドにするか、抽象的な表現に書き換える必要があります。

例えば、「流血」という言葉を使わずに「赤いペンキ」と表現したり、特定の有名人の名前を出さずに「カリスマ性のあるリーダー」のように特徴で描写したりする工夫が必要です。

何度も違反警告を受けると、アカウントの利用制限がかかる可能性もあるため、ポリシーを遵守した健全な利用を心がけましょう。

生成に時間がかかる・終わらない時の確認事項

通常であれば数十秒で完了する画像生成が、いつまで経っても終わらない、あるいは進行状況バーが止まったままになることがあります。

この主な原因は、Microsoft側のサーバーへのアクセス集中です。

特に、新しいモデルがリリースされた直後や、利用者が多い夕方から夜の時間帯には遅延が発生しやすくなります。

まず確認すべきは、自分のインターネット接続環境です。

接続が不安定だと、生成リクエストが正しく送信されていない可能性があります。

ネット環境に問題がない場合は、ブラウザのキャッシュをクリアしたり、ページをリロード(再読み込み)したりすることで改善することがあります。

それでも解決しない場合は、サーバー側の障害やメンテナンスの可能性が高いため、しばらく時間を置いてから再度試すのが最善です。

また、プロンプトが複雑すぎると処理に時間がかかることもあるため、一度シンプルなプロンプトで生成できるかテストしてみるのも切り分けの一つです。

1日の生成上限(ブースト切れ)になったらどうなる?

前述した通り、Copilotには高速生成のための「ブースト」が付与されていますが、これを使い切った後も画像生成自体は可能です。

ただし、生成スピードは著しく低下します。

「ブースト切れ」の状態では、リクエストが低優先度のキューに入れられるため、完了までに数分、時にはそれ以上待たされることになります。

ブーストが切れてしまった場合の対処法は3つあります。

1つ目は、生成完了まで気長に待つこと。バックグラウンドで処理は進むため、他の作業をしながら待てば問題ありません。

2つ目は、Microsoft Rewardsのポイントを使ってブーストを交換・補充すること。検索などで貯めたポイントを利用できます。

3つ目は、日付が変わるのを待ってブーストが自動回復するのを待つことです。

頻繁にブースト切れを起こすようであれば、有料のCopilot Proへの加入を検討するタイミングかもしれません。

自分の利用頻度と待ち時間の許容度を天秤にかけて判断しましょう。

Copilot画像生成に関するよくある質問

最後に、Copilotでの画像生成について、ユーザーから頻繁に寄せられる質問とその回答をまとめました。

保存先やChatGPTとの違いなど、気になるポイントを解消しておきましょう。

生成した画像はどこに保存されていますか?

Copilotで生成した画像は、チャット画面上に表示されるだけでなく、Microsoft Designer(旧Bing Image Creator)の「作成物」履歴に一定期間保存されます。

生成された画像をクリックすると拡大表示され、そこから「ダウンロード」や「保存」を選択できます。

ダウンロードを選ぶと、お使いのデバイス(PCやスマホ)のダウンロードフォルダにJPGやPNG形式で保存されます。

「保存」を選ぶと、Microsoftアカウントに紐付いた「コレクション」という機能の中にブックマークのように保存され、後から見返すことができます。

ただし、履歴は永続的に残るわけではなく、古いものから消えていく場合があるため、気に入った画像は必ず自分のデバイスにダウンロードしてバックアップをとっておくことを強くおすすめします。

DALL-E 3(ChatGPT)との違いは何ですか?

Copilotの画像生成機能も、ChatGPT(Plusプランなど)の画像生成機能も、基本的には同じOpenAIの「DALL-E 3」というモデルを使用しています。

そのため、生成される画像の基本的なクオリティや画風に大きな差はありません。

主な違いは、「利用料金」と「インターフェース」、そして「最新モデルへの対応状況」です。

Copilotは無料でもDALL-E 3を利用できるのが最大のメリットです(ブースト制限あり)。

一方、ChatGPTでDALL-E 3を使うには、通常は有料プラン(PlusやTeam)への加入が必要です。

また、参考情報として、ChatGPTでは最新の「GPT-5.2」との連携により、より複雑な文脈理解を経た画像生成指示が可能になっていますが、Copilotも順次最新技術が統合されています。

ChatGPTの最新モデルであるGPT-5.2の機能や詳細、以前のモデルとの具体的な違いについてはこちらの記事で詳しく解説しています。合わせてご覧ください。

CopilotはMicrosoftのエコシステム(Office製品など)との連携が強みであり、ChatGPTは対話の中での柔軟な生成や、コード実行(Advanced Data Analysis)との組み合わせが強みと言えるでしょう。

手軽に無料で画像を生成したいならCopilot、高度な対話と組み合わせて使い倒したいならChatGPT、という使い分けがおすすめです。

【警告】画像生成AIはあなたの「想像力」を奪うかもしれない

「プロンプトさえ入力すれば、誰でもプロ並みの絵が描ける」——。Copilotをはじめとする画像生成AIは確かに革命的ですが、この便利さの裏には、私たちの脳に対する静かな脅威が潜んでいます。

最新の研究によると、生成AIに過度に依存することは、短期的には成果物の質を高めるものの、長期的には「創造性の多様性」を損なう可能性があることが分かってきました。AIが提示する「正解に近い美しい画像」に満足してしまうと、脳は自らゼロからイメージを構築する努力をやめてしまいます。これは、筋トレをサボれば筋肉が衰えるのと同様に、本来人間が持っていた「視覚的想像力」や「ユニークな発想力」が、AIのアルゴリズムによって平均化され、均質化してしまうリスクを示唆しています。

ただ美しい画像を出力して終わりにするのではなく、そのプロセスで「自分自身の感性」が磨かれているかどうかを、常に問いかける必要があります。

引用元:

エクセター大学とユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)の研究チームが行った実験では、生成AIを利用して短編小説を作成させたところ、個々の作品の質は向上したものの、集団全体で見ると作品ごとの類似性が高まり、独自性が失われる(多様性が減少する)ことが明らかになりました。画像生成においても同様に、AIへの安易な依存は創造の幅を狭める可能性があります。(Doshi, A. R., & Hauser, O. “Generative AI enhances individual creativity but reduces the collective diversity of novel content.” Science Advances, 2024年)

【実践】Copilotを「専属アートディレクター」に変えるプロの視点

では、創造性を失わずに画像生成AIを使いこなすにはどうすればよいのでしょうか。鍵となるのは、AIを単なる「下請けの画家」として扱うのではなく、対等な「専属アートディレクター」として扱うマインドセットです。

一つ目の方法は、「AIに批評させる」ことです。自分の頭の中にあるイメージを言語化して入力するだけでなく、生成された画像に対して「この画像のどこが魅力的で、どこが不足しているか?」とAI自身に問いかけてみましょう。言語化できていなかった要素をAIに指摘させることで、あなたの審美眼と構成力が鍛えられます。

二つ目は、「キュレーション能力」の強化です。PNAS Nexusに掲載された研究によると、AI時代に最も重要になるスキルの一つは、大量に生成された選択肢の中から最適なものを選び抜く「フィルタリング(選別)」の力です。Copilotに1枚の正解を求めず、あえて異なる画風や構図で20パターン出力させ、その中から「なぜこれを選ぶのか」を言語化して選ぶトレーニングを行いましょう。

描く作業をAIに任せる分、人間は「何を描くべきか」「どれが良いか」を判断する高度な意思決定に脳のリソースを集中させることが、真のAI活用と言えます。

まとめ

画像生成AIの進化により、クリエイティブな作業のハードルは劇的に下がりました。しかし、企業がこれらの技術を業務全体に導入し、組織的なDX(デジタルトランスフォーメーション)へと繋げるには、個人のスキルアップだけでは解決できない課題も多く存在します。

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専門的なプロンプトエンジニアリングを習得しなくても、「メール作成」「議事録要約」「企画書作成」といった業務アプリを選ぶ感覚で、誰でも直感的に最先端のAI機能を使いこなすことが可能です。

また、企業利用で最も懸念されるデータセキュリティについても、Azure OpenAI Serviceを基盤とすることで万全の対策が講じられており、機密情報がAIの学習データとして流出する心配はありません。

さらに、導入企業にはAIコンサルタントによる手厚いサポートが提供されるため、社内にAI専門家がいなくても、業務フローに合わせた最適な活用方法を定着させることができます。

個人の創造性を高めるフェーズから、組織全体の生産性を飛躍させるフェーズへ。

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