生成AIの導入推進を任され、社内研修を実施したものの、「1ヶ月後には利用率が下がってしまう」「現場に定着せず、少しでも面倒だと結局元の業務フローに戻ってしまう」そんな悩みを抱えていませんか?
「Taskhub」は、これまでに100社以上の導入支援と200社以上の活用事例から導き出された「成功パターン」を落とし込んだ法人向け生成AIプラットフォームです。700種類以上の業務アプリを標準搭載し、ROI300%以上という驚異的な成果を叩き出しています。
今回は「PeopleX AI Momentum 2026」で実施された、株式会社Bocek取締役 松原さんのセミナーレポート記事を限定公開します。
多くの企業が陥る「使われない生成AI」の根本原因と、それを打破する「教えず、環境を作る」というTaskhub独自の設計思想、導入企業にもたらす具体的な変化について、徹底解説します。

生成AI研修の落とし穴。「現場で定着しない」ことの根本的な理由
Q.これまで数多く生成AI導入を支援してきた中で、現場への定着においてどのような課題を感じてこられましたか?
松原さん: 私たちはこれまで100社以上の生成AI導入支援を行い、自社メディアを通じて200社以上の企業活用事例をインタビューしてきました。その中で見えてきた成功パターンを分析すると、多くの企業が同じ落とし穴に陥っていることに気づきます。それが、「研修をやること自体が目的化している」という問題です。

社内でAI推進の交流会を実施したり、プロンプト研修を行ったりすると、参加者は「AIはすごい、自分の仕事が圧倒的に効率化されるのでは」と非常に高い満足度を示します。しかし、1ヶ月後に社内の利用率を見ると、大半の企業で数字が落ち込んでしまうのです。利用率が下がらないのは、もともとITリテラシーが極めて高く、自力で使いこなせる層がいる企業に限られます。
これは社員のやる気やリテラシーが足りないからでしょうか。私はそうではないと考えています。人間は心理学的に、無意識のうちに「合理的なやり方」を選択する生き物です。新しいツールを使おうとした時、「少し面倒だな」と感じると、結局元のやり方に戻ってしまいます。

私はこれを、「既存の業務は舗装された道路、生成AIは泥だらけの道」と例えています。生成AIを使えば本来は近道になるはずなのに、そこへたどり着くまでの道が険しいため、結果的に「コストが高い」と感じてしまい、誰もが走りやすい遠回りの道を選んでしまうのです。
「教えずに、環境を作る」独自の設計思想
Q.「泥だらけの農道」を避けてしまう中で、具体的にどのような点がAI定着の壁になっているのでしょうか?
松原さん: プロンプト研修の文脈に落とし込むと、大きく3つのコストが見えてきます。

1つ目は、プロンプトをゼロから作る労力です。日々の業務で忙しい中、プロンプトの書き方を学び、自分の業務の中からAIが使えるユースケースを探し出すこと自体は非常に大変です。
2つ目は、出力品質のブレです。プロンプトの書き方次第で結果が変わり、品質が低いと「結局自分で書き直さなければならない」となり、余計に面倒に感じてしまいます。
3つ目が、社内での車輪の再発明です。全く同じような業務効率化のプロンプトを、さまざまな部署でバラバラに作ってしまっているケースが散見されます。
こうした壁を乗り越えるために私が提唱しているのが、「教えるな、環境を作りましょう」というアプローチです。AI推進の担当者が本当に注力すべき本業は、社員に使い方を教え込むことではなく、誰もが自然に使いこなせる環境と仕組みを整えることだと考えています。
700以上のアプリと自動生成機能で「プロンプトの壁」を突破
Q.「環境づくり」を実現するために開発された「Taskhub」について、教えてください。
松原さん: Taskhubは、法人向けの生成AIプラットフォームとして必要な基本機能はすべて網羅しています。その上で最も特徴的なのは、リソースが不足しがちなDX担当者やAI担当者を強力にサポートできる設計になっている点です。
最大の独自性は、「プロンプトを書く」という行為そのものをなくしたことです。営業、マーケティング、事務処理など、あらゆる業務に対応した700種類以上のアプリが標準で組み込まれており、ユーザーはフォームの項目を埋めるだけでAIを利用できます。ITリテラシーの高低は全く関係ありません。
| 比較項目 | 従来のチャット型AI | Taskhub |
| 入力方法 | ゼロからプロンプトを考案・入力 | フォームの指定項目を埋めるだけ |
| 出力品質 | 個人のプロンプトスキルによりブレが発生 | 標準化されているため高品質で安定 |
| 社内共有 | 個人単位でノウハウが属人化しやすい | アプリ一覧から全社で簡単に共有可能 |
さらに、自社特有の業務に合わせたアプリも簡単に作成できます。「自社で実施するセミナーの企画を作りたい」と自然言語で入力するだけで、AIエージェントが自動で要件を解釈し、専用のアプリを生成してくれます。プロンプトという概念を一旦置き去りにして、誰もがすぐにAIを使いこなせる状態へ持っていくことができるのです。
作成されたアプリは社内のプラットフォーム上に一覧として共有され、チャットツールなどを経由して「これすごく便利だから使ってみて」とチーム内で自然に広がっていく設計になっています。
生成AIの費用対効果の可視化と企業での圧倒的な導入成果
Q.「効果測定」の課題に対しては、どのような解決策が用意されているのでしょうか?
松原さん: 経営層から求められる「費用対効果」の算出は、多くのAI推進担当者にとって耳の痛い問題だと思います。従来のチャット形式では、誰がどの業務でどれだけ時間を削減したのかが全く見えません。
しかしTaskhubのように業務をアプリ化すると、これが明確に計算できるようになります。

各アプリの1回あたりの削減時間と、利用者の人件費を掛け合わせることで、具体的な削減額を算出できる仕組みです。これにより、「どの部署の、どの業務で、どれくらいの金額的な効率化が実現できたか」を完全に可視化できます。
実際に導入いただいた企業様の中には、50代・60代の社員が多く「AIって何?」という状態であった製造業の会社様もいらっしゃいます。そうした現場でも、Taskhubのフォーム入力形式であれば誰も迷うことなく活用しきることができました。
結果として、導入にかかった費用に対してROI(投資利益率)で300%以上という驚異的な数値を叩き出しています。
DX人材が豊富に揃っている企業は決して多くありません。
だからこそ、「これからどうやってAI活用を進めればいいのか」と悩まれている企業様に、導入初期のコストやハードルを極限まで下げ、確実に成果を可視化できる環境を届けていきたいと考えています。