「ミーティングで話すべきトピックが思い浮かばない…」「ChatGPTでミーティングの話題の提案をしてもらうことができるの?…」そう思う方もいるのではないでしょうか。
実は、ChatGPTを利用すれば、ミーティングの話題を提案することができます。
今回PROMPTYでは、ChatGPTを用いて1on1ミーティング(上司と部下の個別面談)の話題の提案を行う方法、その具体的な方法と例をご紹介します。
プロンプト
実際にプロンプトを使って1on1ミーティングの話題を考える
実際に今回のプロンプトを使って、「入社2年目の部下」と「その直属の上司」の1on1ミーティングの話題を考えてもらいます。部下の状況を箇条書きで入力しています。
自分が部下の場合
入力文:
GPT-4の出力:
自分が上司の場合
先ほどの入力文の「上司」と「部下」を入れ替えてChatGPTに入力します。
直前の出力結果(部下の場合)が影響しないように、チャットをクリアしてから、プロンプトを送信します。
GPT-4の出力:
評価
1.話題に対して上司と部下の台詞はマッチしているか
上司の台詞「あなたは今、初めてのプロジェクトリーダーとしての役割を果たしている。感じたこと、困っていること、学びたいことなどはある?」と部下の台詞「上司さん、新たに任されたプロジェクトのリーダーとしての役割について少し話させていただきたいです。」は、お互いが同じテーマ(リーダーシップとその役割)について話そうとしていることから、上司と部下の台詞はマッチしていると言えます。
2.生産性のあるミーティングが見込めるか
上司の台詞「君が手がけているプロジェクトは順調に進んでいるか? 問題や課題、困難な点があれば一緒に考えて解決策を見つけよう。」や部下の台詞「最近、残業時間が増えてきております。プロジェクトを効率よく進めるために、仕事の進め方やタスクの優先順位について、改善のアドバイスをいただけますと幸いです。」は、具体的な問題の解決や働き方の改善を目指しているため、生産性の向上が見込めます。
3.上司が部下相談を聞き出せるような内容になっているか
上司の台詞「最近、仕事のストレスやプレッシャーを感じていないか? 自分の心身の健康を大切にすることがとても重要だから、何かあれば気兼ねなく話してほしい。」は上司が部下の状況を理解し、適切な支援ができるように、部下のメンタルヘルスについて気遣い、相談しやすい環境を作ろうとしていると言えます。
このように、ChatGPTを活用することによって1on1ミーティングの議題を考えることができます。また、部下の状況に合わせて提案される話題は変化するでしょう。
まとめ
今回PROMPTYでは、ChatGPTに1on1ミーティングの話題の提案をしてもらう方法を紹介しました。
ChatGPTを活用することで、ミーティングがより生産的で有意義なものになる可能性が高まります。
今回の例を参考に、皆さまもChatGPTを使ってミーティングの話題を考えてみてはいかがでしょうか。